古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「後まわし」をやめたいけど、なかなかです。

2019年06月07日 02時45分38秒 | 古希からの田舎暮らし
 することがあるのはいいけど、難渋しそうな仕事は「後まわし」にしてしまいます。
 例えばこの写真。

『番線カッター』という、太い針金を切る工具です。同じ機能の工具がぼくの工具箱には4個あります。百均・ダイソーで買ったものからホームセンターで買ったものまで。もちろんこの工具は一つあればいい。2個も同時に使うことはありません。
 なぜ4個もあるか。自分でもわかりません。道具類の住所を決めて、整理すると、工具類が使いやすくなります。大工仕事がはかどります。
 だから小屋の棚を整理して「きちんとしまうようにしよう」とこの10年ほどずっと思っています。でも目先のやりたい仕事を先にして、整理は後まわし。それが延々10年以上続いていることになるなー。
 なんとなくいやな仕事はパス。パス。パス。で、後まわしになってしまいます。
 しかし、81歳になって、後まわしって、何歳でやるつもり?
 もうあきらめるか。それとも、すぐやるか。
 
 きのうは、テニスの全仏オープンの試合を気にしないで、のんびり仕事をしました。枕を高くして昼寝も夜寝もしました。大阪も錦織も昼寝しとるかなあ。
 目が覚めて「何をしようか」と考えて午前中にしたのは〈裏山のたき火〉でした。腐った竹や刈った草を燃やす仕事です。こんな暑い日に、燃やす仕事は後まわしにすればいいのに、「気が向くこと」をする。それが、とても「こころよい」のです。
 午後は、イチゴ・ネットハウスに堆肥を入れて、黒豆/大豆/の種を播く準備をしました。午後といっても、昼寝から覚め、3時のお茶を4時頃に飲み、それから仕事にかかりました。
〈前の畑〉は夕方4時を過ぎる頃には西の裏山の陰になります。それから畑仕事にかかると、強烈な日差しをパスできます。いまは6時でも7時でも畑仕事ができます。午後の仕事というより、夕方の仕事。
 それがまた「こころよい」。
 ところで膝痛は相変わらずです。豆の種を播いて/移植して/水やりして/土寄せして/苗が伸びてきたら杭打ち・ハウスバンドで倒れるのを防ぐ/ …… 。なかなか手術するすき間がないなあ。
 道子さんの肩痛は相変わずです。夏野菜(トマト・キュウリ・ナスビ・オクラ・ピーマン・カボチャ・スイカ・)それに金胡麻と落花生。ずっと世話が必要です。花はつぎつぎいっぱい咲くし。夜盗虫が食い荒らすし。夜、懐中電灯を持って退治に行くこともあります。
 そんな日々ですが、なぜかうちのまわりには、しあわせ感がただよっています。
 一昨日は、日本に戻ったおさるさんが、訪ねてきて、デッキでお茶しました。彼もしあわせ感にひたってくれたかなあ。
 
コメント
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