古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

 姫路で「能」を見ました。

2018年08月20日 18時59分05秒 | 古希からの田舎暮らし
 姫路に行った証拠写真を一枚。

 日曜日に、姫路のキャスパホールで「能」の公演があり、見てきました。クラシック音楽の好きなぼくは、道子さんとよく聴きに出かけます。道子さんは、音楽の生の波動を浴びるのをよしとして、付き合います。道子さんの好きなのは、能であり、謡曲です。篠山にいたとき、春日神社の能楽堂で、能の公演がありました。あの幽玄の世界を道子さんはときどき思い出して話します。(ぼくは見なかった)。
 で、ぼくも、少し「能」を見ようと、姫路の公演に出掛けたのです。一泊の予定で。
 ところがこのたびの一泊の旅はさんざんでした。ぼくが、杖を突いても膝が痛くて歩くのが難儀なのです。道子さんはぼくのカバンを持ち、肩を貸してなんとか駅の構内は歩かせ、タクシーで宿に行きました。大変でした。
 温泉のあるホテルでしたが、温泉好きのぼくが、夕食前に一度入っただけでした。バイキングの朝食も、ぼくはテーブルについたまま。道子さんが見つくろってきたものを食べました。お城の写真は、タクシーで近くまで行き、車から撮りました。
 で、能はどうだったかというと、半分は寝ていました。ごめんなさい。演者さま。9月末には人間国宝の方のありがたいお能の公演をまた見ることになっています。
 ところで膝痛ですが、これからの人生は大変です。
 電車が駅に着くと、二足歩行の動物は、さっさと歩いていきます。ぼくはいわば、三足歩行で、ゆっくりゆっくり。杖を使って歩くことに少しなれましたが、これからはツアーに参加するなんて無理だし、美嚢郡三十三カ寺巡拝も無理。人生の景色がちがってきます。
 膝痛ってオオゴトだ。そんな人が2000万人もいるんだって。
 この話はまたボチボチ。
コメント
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