古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

台風に備えて道子さんだけが大忙しでした。

2018年08月24日 10時58分22秒 | 古希からの田舎暮らし
 朝早くから、台風に備えて、道子さんは大忙しでした。ぼくは杖なしでも歩けるけど、大事をとって杖を突きながら見ているだけ。
 道子さんはまず畑に出て、台風対策を強化しました。強風で飛びそうなものはネットハウスに入れました。ネットハウスが飛んでしまったら仕方ありません。背の高い作物は倒れるかも。大豆・黒豆は杭に二段ヒモを張ってあります。多少傾く程度ですむか。台風のあとはそのまま生長してもらいます。完全に倒れて根が浮くほどでなければ、大丈夫でしょう。
 金胡麻は背が高いからあぶない。道子さんは胡麻を「一蓮托生の運命共同体」にしました。多少は強風に頑張るでしょうし、倒れたとしても、すぐに干して胡麻を収穫します。

 家のまわりも道子さんが片付けて、台風に備えました。ぼくはゆっくり入浴して、膝をあたためました。どうしようもないので、とにかく養生につとめます。

 さて、朝になって、朝食前に、軽トラで畑まで行ってみることにしました。途中の道には、枯枝や葉っぱが落ちています。それを道子さんにどけてもらいながら畑へ。防風ネットで囲んだハウスは地面に平伏しています。そして、なんとイチゴハウスも傾いています。
 金胡麻は平伏。畑に這いつくばっている落花生やサツマイモは無事です。大豆・黒豆も傾いていますが、杭とヒモのお蔭で倒れないでいます。傾いたまま生長してもらいます。
 営農組合で4町歩つくっている黒大豆はかなり平伏しています。収穫は減るかもしれないけど、どうしようもありません。ひどい風だったんだ。
 25年前から住んでおられるお向かいにきいたら、「こんな強い風ははじめて!」って。台風の目の東側だったから強風になったのでしょう。
 ぼくは、杖を突かずに移動できるし、体は元気ですから、ウズウズします。
 ここは我慢。 我慢! 我慢!
コメント
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