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古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

ギンパイソウ(銀杯草)が咲いています。

2015年06月29日 14時16分59秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 畑の遊歩道に「ギンパイソウ」(銀杯草)が咲いています。母が三木にに引っ越した8年まえ、庭に植えていたこの草も引っ越してきました。銀杯草は宿根草です。植えた周辺にささやかに増えて、いま白い花を咲かせています。母はこの花には何か思い入れがあるようで、花の咲いているところに連れていってみました。
                        
 母は「ギンパイソウか」と摘んだ花にしばらく見入っていました。しかしすぐあとできいても、今何を見たか、思い出せないのです。母には「いま / ここに」だけ自分がいて、あとはゼロです。「そういうことなんだなー」。自分の「更なる老い」の参考にします。

 畑の防風ネット・ハウスについて報告します。
 道子さんは毎年トウモロコシをつくっています。トウモロコシにはアワノメイガという蛾が必ず卵を生みつけます。すぐに幼虫がかえり、トウモロコシを食い荒らします。アワノメイガの卵や幼虫を見つけてつぶすのは道子さんだけのできる特技です。
 ですから毎日畑に行くと、道子さんはまずトウモロコシの列を点検していました。(ふつうに見てまわってもわかりません)ところが今年は、防風ネット・ハウスの中にトウモロコシを植えたので、なんと「アワノメイガ・フリー」です。彼女の話では「一匹も入ってない」。きのうは大志くんや萌ちゃんが来て、ムシの入ってないきれいなトウモロコシを食べて帰りました。
 防風ネット・ハウスは、数年はもってくれるよう頑丈な枠にしました。これからも役に立ちそうでうれしいです。