古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

麦若葉にアブラムシがつきはじめました。

2011年04月17日 00時47分47秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのうはぼくたちが草を刈って整備した池の周回道を散歩しました。気温が上がり、レンゲの花も咲きはじめています。道端のカラスノエンドウを見ると茎にアブラムシがびっしりついています。つきはじめると一日二日で茎が黒くなるほどつきます。テントウムシもどこかにいて、アブラムシをせっせと食べているのでしょうが、こんなにびっしりでは追いつきませんね。
 畑に寄ってみると六条大麦の穂が出はじめました。チラホラと有翅のアブラムシが飛んできています。これが単性生殖によって増殖し、茎が黒くなるほどびっしり無翅のアブラムシがつきます。そして麦の茎が過密になり他の植物に飛んでいかねば、というときにまた有翅のアブラムシが出現するそうです。自然界の精妙な仕組みに神の意志を感じます。
 麦はアブラムシの大好物です。うちの畑では農薬を散布しないのでアブラムシはつきます。わざわざ麦を栽培してアブラムシを寄せつけ、他の作物に行かせない農法もあるくらいですから仕方ありません。びっしりついたところに牛乳を薄めて散布することにします。
 六条大麦は麦茶や麦ご飯に、二条大麦はビールになることをこのたび大麦を播いてはじめて知りました。六条大麦は五月末か六月はじめに刈り取り、干して粒を落として収穫するようです。それを炒って麦茶にします。その土地の種を交換し合って広めようとしている『種の森』でもらった種ですから、これから大切に引継ぎます。ご希望がありましたら声を掛けてください。
『種の森』といえばこのあたりでは加古川市野村というところに『おかげさま』というレストランがあり、種の森の種子をあつかっているそうです。ときどきブログを見ており、先日のバザーには行ってみようと「野村」の信号まで行ってうろうろしたのですがわかりませんでした。また訪ねることにします。
 うちの畑のレンゲはまだチラホラ。あと一週間で「ああ、レンゲ畑だなあ」といってもらえるでしょうかねえ。 
コメント
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