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古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

四組のアオサギが営巣中です。

2011年04月07日 00時50分41秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 火曜日、歯医者さんに診てもらってから吉川町湯谷をドライブしました。近くの蕎麦屋・稜庵でざる蕎麦を食べるまでの時間つぶしです。「桜はまだ咲いてないなー」と思いながらトロトロと走っていると、湯谷の入口あたりにアオサギが飛んでいます。よく見ると二羽のアオサギがトンビを追いかけてました。車を止めて見上げると山の上の木に巣をしています。一本の木に四つも。トンビがアオサギのひなをねらったのでしょうか。
 そばの家のおじさんに声をかけてきいてみると「うるさくてかなわん」そうです。うちの裏山は巣が一つだけですがそれでも子育ての一時期、毎日「クヮッ」「クヮッ」とよく鳴きました。あの声が気になって今年はウグイスが敬遠したのか、と思うほどでした。四つも巣をしたらさぞかしうるさいことでしょう。
「アオサギのひなをねらってアライグマが来るから余計にうるさい」とおじさんが言います。聞けば「去年は吉川町で320匹のアライグマを捕まえた。きのうもこの上の田んぼで一匹捕まえた」というのです。アライグマは木登りができるので鳥の巣をねらうことがあります。札幌ではシラサギの集団営巣地をアライグマが襲い、シラサギがいなくなってしまったとネットで読んだこともあります。
 いろんな話をしていたらこのおじさんは、先日このブログで紹介した細川町原坂で生れたそうです。原坂でも山奥の四軒だけある家の一番上の家がお母さんの里だったそうです。番谷から原坂に嫁入りした人のこともよくご存知でした。間に山はあっても、昔から吉川町口吉川町の谷と細川町の谷では通婚がよくあったのですね。
 きのう水曜日は、明石の魚の棚にイカナゴを買いに行きました。高速道路を走れば須磨の家から魚の棚に買いに行ってたときと同じくらいの時間で往復できます。きのうはイカナゴがなんと3キロ500円! 安すぎる! 今年はシーズンはじめに1200円、だんだん下がって1キロ600円と聞いていましたが豊漁過ぎたのでしょうか。魚屋のおじさんが「ワシもこんな値で売るのははじめてや」とぼやいていました。しかもいまがちょうどいい大きさです。三木のスーパーでもイカナゴは売っていますが、釘煮は鮮度がいのちなので須磨に住んでいたときもスーパーでは買いませんでした。三木に引っ越してからは釘煮をつくらないことにしていましたが、やっぱりちょっと食べたくて……。
 この地のヒノヒカリのうまいご飯とイカナゴの釘煮。被災地の人にも食べてもらいたいです。
 
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