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古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

花あふれる春です。

2011年04月10日 02時20分37秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのうの散歩は軽トラで出掛け、コンビニの駐車場に車を置いて桃津を歩きました。県道20号線を横断して美嚢川に架かる橋を渡ります。橋には『冷泉橋』と名前がついています。桃津は戦国時代の学者藤原惺窩の生れた地です。秋には『惺窩祭り』の幟が立ちます。
 橋を渡ったところにこのの大師堂(でしょうね)があります。大きな杉の木と立派に枝を張った榎と三本の桜の木に混じって、先日三木市が各に配った桜の苗木も植えられています。そういえばコンビニの駐車場横に立つ榎のそばにも桜の苗木が植えてありました。全部のに8本ずつ配りましたから、その半分が花見のできる木に育ったら三木市は町中で花見のできる桜の町になりますね。十年以上先のことでしょうが。
 橋を渡りお堂の前を過ぎると桃津の村への道は左に曲がるのですが、右に花に囲まれた民家が見えます。その風情に魅かれて右に曲がって民家の庭に行ってみました。写真の民家です。
 黄色のレンギョウの花と畑の菜の花、白と桃色の桃の花がいま咲き誇っています。民家の前のほうにまわりこんだら、この家の飼い犬が吠え年配の女性が出てこられました。家の前庭にもレンギョウの花が咲き、咲いたあとのサンシュウの色褪せた黄色も見えます。サンシュウはうちの裏山にも植えました。まだ細い木ですがいまのところ無事に育ち、地味な黄色の花をつけました。この家のサンシュウは直径が10センチ以上ある大きな木で、大きく枝を張っています。花の盛りは見事だったでしょう。
 白い花のそばの緑の木はギンモクセイで、左にチラッと枝先の見える大きな木は、ケヤキかと思ったらリンゴの木で白い花があと10日ほどしたら咲くということです。おばさんは高枝切りのハサミを使って桃の枝を7本切って渡してくださいました。
 家に帰って桃の花と我が家の裏山で手折ったユキヤナギを差した花瓶を見ていると、花を愛でてもらった女性の悦びがじんわり伝わってきます。
 三木の桜はいま5分咲き。これから「ワッ!」と満開になるでしょう。そういえば社(やしろ)の桃園の花も満開になる頃です。日曜日のきょうは孫たちが来て金剛寺の鬼踊り見物だし、龍神さんの参道のコバノミツバツツジも満開になる頃だろうし、久しぶりの雨で畑の草も「ワッ!」と生えるだろうし、種を播きコイモを植え……。 
 春本番だっ!
 
コメント
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