古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

鎮守の神社の鈴を新調しました。

2010年12月27日 03時31分53秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 ひと月前になりますがうちの村の神社の鈴を新調しました。近くの大きな神社の神主さんに来ていただいて、神様を招来してもらい鈴をつけました。ぼくは近くのグランドで障害者団体と老人会のグランドゴルフ大会があって、残念ながら参加できませんでした。
 あとで散歩したときに撮った写真です。新しい鈴はピカピカで、緒も太く、神社に風格が出たようです。実は村には婦人会があって毎年自治会から補助金が出ていたのですが、口吉川町全体の婦人会がなくなることになり、村の婦人会も消滅しました。そこで溜めてあった補助金で神社の鈴緒を寄贈することになったのです。相当な費用がかかるのでこんな機会でもなければ新調するのはむずかしかったでしょう。
 これでぼくの生きてる間くらいは気持ちよくお参りできます。来年の新年の祭りは1月16日(日)の厄神さんです。神社当番の人が村の人たちからのお供え物を神社に供え、神主さんに来ていただいて神様を招来し、これまた当番の人がつくるおでんで、お酒を飲む直会(なおらい)があります。去年ぼくはめったに飲まないお酒を飲んで酔っ払い、道子さんに電話して迎えに来てもらって早々に帰ってしまいましたが、今年はちゃんとお付き合いするつもりです。村の役員は出ることになっていますから。
 ぼくがたのしみにしているのは神様の招来です。散歩の途中に寄って拝んでもふだんは神様がお留守のようですが、お祭りの日はちゃんと鎮座しておられるような気がします。ふだんだったらこっちの勝手なお願いしか心に浮かばないのに、この日は自然と手を合わせて拝みたくなるから不思議です。
 そういえば11月にお参りした大将軍神社でもそれを感じました。いつ行ってもだれもいなくて、ぼくらだけで神社のガラス戸を開けて拝んでいました。ここは神様はおられるようではあるのですが、縮こまっておられます。ところが11月16日のお祭りの日は、幟(のぼり)が立ち、幔幕が張られ、まわりの小さい社にも御餅が供えられ、神様もうれしそうな空気感です。なかなかいい。それで12月16日のお祭りもお参りするつもりだったのですが忘れていました。
 1月16日は鎮守の八幡神社の祭りと重なりますが、大将軍神社の当番の方はちゃんと祭りをされるでしょう。朝早めに大将軍神社にお参りしてから八幡神社にお参りすることにします。
 そうそう、裏山の愛宕さん祇園さんにも年内にお参りしなければ。去年うちの村では、二つの社を石で新調しました。いままでの木の社は朽ちて骨組みだけになり傾いていましたから。7月のお祭りには村の当番の人について登りしましたが、あれからお参りしていません。今年一年の無事と収穫に感謝するために寒いけど登ります。ここは新しくて小さい石の社なのですが、神様がちゃんとおられる気がします。裏山の頂上はちょっとした広場になっており、神域という雰囲気があります。
 
コメント (1)
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