古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

無理せずこつこつと仕事します。

2010年07月17日 01時41分47秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 どうやら梅雨明けのようです。よく降りました。草がぐんぐん伸びています。おやおや、だれかバス停留所の草刈りをしていますよ。土木事務所関係の人でしょうか。「勝手にボランティア」で近くの人が刈っているのでしょうか。感心なことです。
 えっ? 去年自分の作ったベンチが夏草に埋もれてるから、ちゃんと見えるように草を刈ってるおじいさんですって? まー、お元気なことで……。なお道路わきの田んぼは、米の生産調整のために黒大豆を植えているのがわかりますか。今年うちの村ではこのあたりの二町五反あまりの田んぼに黒大豆を植えました。
 トウモロコシはほぼ収穫がおわりスイカの番です。アライグマはちょうど食べ頃をよく知っていておいしくなった時期に穴を開けて食べるといいます。一匹捕まえてから別のアライグマがほんとに来ているのか来ていないのか。それをはっきり知るためにきのうは檻を仕掛けました。いままでと場所を変え、残りのムシ食いトウモロコシを囮(おとり)にして檻を置いています。
 えさは好物の甘いものを用意しました。ビスケット・カステラ・餡ドーナツ・栗三笠饅頭を切って、おいしそうに発泡スチロールのトレーに並べ、檻の踏み板の奥に置きました。それから入口やまわりに誘引するためにばらまいています。これをカラスがつつかないように、竹の枝をまわりに立てました。またアライグマの行動する高さより高いところにテグスを張りました。カラスはテグスをきらいます。もちろんスイカにもカラス用テグスを張っています。
 雨があがると毎日草抜きやムシ防除のための自然のくすりを散布したり仕事が増えます。木酢酸やHB101やアセビなどの煎じ薬を散布するとか。でも無理はしないでおこうと自分に言い聞かせています。膝痛は滑って膝を捻挫したのでなく、オーバーワークだったのでしょう。仕事に無理がきかなくなりました。少な目の仕事を目標にします。それでもちょっとしんどいと感じたら頑張ることをやめます。骨休め温泉や昼寝をたっぷりとります。「してしまわないといけない」「しなければならない」と考えるのをやめます。
 カナカナ蝉が鳴きだしました。山からカナカナが断続的に聞え、ゆるやかに風が渡り、日が山に沈んでゆく風情がなんともいい。見なれているのに新鮮な田舎を感じながら家路につきます。
 
 
 
 
コメント
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