古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

山の木々にも水やりをしなくては。

2010年07月28日 02時49分37秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 雨が降りません。畑はカラカラです。でも畑は『畝間潅水』をしたので心おだやかに見まわることができます。畑の作物を思うたびに「畝間潅水しといてよかったなー!」としあわせ感がこみ上げてきます。
 気持ちにゆとりができて山を見まわっていると、銀なんのなるイチョウ(藤九郎)の葉が黄色くなり、落葉しています。今年の冬に植えた紅い花の沈丁花も葉が枯れています。山もカラカラなのに水をやっていませんでした。申し訳ないことをしました。たっぷり水をやりながら、レモンの木のことを思いました。
 レモンの苗は田舎暮らしをはじめた冬、つまり4年前に植えました。ところが存在を忘れてしまい、苗木は枯れてしまったように見えました。1メートル足らずの幹は枯れて葉も枝もありません。そこで幹を50センチ切り、根は生きているかもしれないのでそのまま置いておきました。すると去年根元から細い幹が伸びてきたではありませんか。いまも元気に葉を付けています。
 だから沈丁花も銀杏も根が生きていたらまた葉を付けるでしょう。
 ところで「桃栗三年柿八年」は「梅は酸い酸い13年、柚子は大馬鹿18年、林檎ニコニコ25年、女房の不作は60年、亭主の不作はこれまた一生」とつづくそうです。その柚子をやはり最初の冬つまり4年前に植えました。
 そんな柚子を古希になってから植えるなんて、どういうつもりだったでしょうね。古希に18年足したら平均寿命を通り過ぎて米寿になってしまうではありませんか。ところがきのう見たらなんと! 柚子の苗に三つも柚子がなっているではありませんか。なんと植え主思いの賢い柚子でしょう。いやそんな喜び方をするのはよくないかな。
 せっかくこの冬切り拓いたのに、このところ山頂に足が向きません。登ると一汗かくし、蚊はまとわりつくし、ハンモックを吊るして緑陰読書でもしようと思っていましたがまたの機会に。
 
 
コメント
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