古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

農作業はつづくよ。どこまでも。

2010年07月02日 04時47分22秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 大雨が降ると翌日は畑に入るのが無理です。夏になって一日でよく乾くようになりましたが。さて畑は次々と仕事があります。この数日にした作業を報告します。
○ サツマイモのツルを切って欠けていたところに植えました。ようやくツルの勢いがついてきましたから。去年は6月11日に補植していますが、今年は二十日遅れです。植えたのはベニアズマばかり。安納芋や鳴門金時はまだツルを切るほどの勢いがありません。芋掘りは10月になりそうです。
○ 道子さんは我が家でつくる有機無農薬の胡麻に意欲を燃やしていますが、今年は種を蒔いてもなかなか育ちませんでした。気温が低かったせいでしょうか。それでもあきらめず何度も蒔いてようやく一人前の苗に育ってきました。胡麻の作付けが去年より増えましたからこれからも手が掛かります。それでもスリバチ・スリコギで炒り立ての胡麻を摺るあの香りはなにものにも替えられません。店で売ってる胡麻はほとんど中国産でしょうか。炒ってありますが香りはしません。と思っていたらワールドカップのサッカー決勝トーナメントでぶつかった『パラグァイ』から日本は胡麻を輸入しているそうですね。知らなかった。
○ 後で補植したコイモも芽を出してきました。黒の胴体に黄色の斑点のある虫(セスジスズメといいます)が葉っぱを食べます。いまはよく見えるので捕まえて踏み潰しています。薄緑の卵を葉の表面に産み付けるのでそれは払い落とします。それより手が掛かるのはトウモロコシにつくアワノメイガです。卵を葉の裏に産みつけ、それがうじ虫になって雄花だけでなく雌花に下りてきて食い荒らします。道子さんは毎日点検して潰していますが追いつきません。トウモロコシはアライグマにもねらわれるし人間が食べるまでいろいろ大変です。
○ 7月になり、小豆を蒔く時季です。これはいちばんムシにねらわれ、有機無農薬で栽培する人はほとんどいませんが、道子さんは頑張ります。全てのサヤに例外なくフキノメイガの幼虫が入ります。卵を産み付ける蛾をやっつけようと道子さんはセミ取り網を振り回したこともありますがなかなか。今年は防風ネット(4ミリ角の網目)を張ってみようか、そばにおとりの畝をつくってそちらに蛾を集めようかと話し合っています。誘蛾灯やシート状の蝿取り紙は有効ではないかと思うのですがどうでしょうか。
○ 少し無理をしたのか膝が痛く、お医者さんに診てもらったら水がたまっているそうで抜きました。大人しくしておきます。老いはだれも見逃してくれません。
コメント
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