◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

サイエンスZEROは学芸会になったね。

2007-05-19 09:16:09 | 言葉についてあれこれ
            今日は、科学ゼロ、発表会です
 NHK教育の「サイエンスZERO」の女性司会者が交代しましたが、その妙な話し方にどうにもなじめず、ちょっと困っています。どのようにおかしいかというと、まず、「・・・が・・・、・・・を・・・に・・・」、助詞を高く強く発音するのです。これが許されるのは小学生までだと私は思います。「地球」も、「ちきゅぅ」ではなく「ちっ・きゅー」、「違っていて」ではなく「違くて」、「やがて」の「が」は鼻濁音ではなく、「蛾」の「が」です。「考えられないのだそうです」の「だ」を、「~mまで潜れます」の「で」を、高く強く発音します。
 一言でいうと学芸会、小学生が気合を入れて大勢の人の前で話しているときのような感じです。前の人は知性のかをりが幾らか漂っていてよかったのですが・・・。毎回興味深い内容なのでぜひとも見たい、見たいけれども、運悪く変な日本語アレルギーになってしまった私は・・・うーん、かなりつらい~。もちろん、話し方も個性であり、ゆー○りんの子どもっぽい話し方だって個性、やま○○もえが汚い声でとろくさーく話すのだって個性、ひ○のれみが汚い声でまくしたてるのも個性、それはそうかもしれませんが、「サイエンスZERO」の場合、番組の性格に合うか合わないかぐらいは考慮して人選してもよかったのではないでしょうか。
 だって、この人がバラエティ番組でほかのゲストの皆さんとわいわいおしゃべりしているのを何度も見ていますが、別に何とも思わなかったのですよ。「サイエンスZERO」のVTRのナレーションをやっているのを聞いて初めて「あれ? う~っ、何か変!」と感じたのです。つまり、話の内容と話し方が合わないのです。こういう人選でいいのですか? NHKさん。たま~に、意外な人物を登場させて成功ということがありますが、今回は・・・? もっとも、NHKといえども昨今はいろいろな点で手本にはならないので、この人の話し方のおかしさに気づく人がいなかったのかも。
コメント (2)
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