◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

「シカが少ない時期ですね」って?

2012-11-28 18:22:17 | 気になる言葉、具体例
                              妥当な報酬

 「シカが少ない時期ですね」は「ワイド!スクランブル」で見たテロップなのですが、このとき、話し手は「シカが少ない時期でですねぇ」と言ったのです。ということは、「シカが少ない時期で」と書かないといけないわけですが、この入力作業者は・・・力不足なのか、やっつけなのか( ̄д ̄)!
 「シカが少ない時期で」ならその後も話が続きます。実際、少ない時期なのにこんなにいる、食害に悩まされているという話をしているわけで、少なくてこうなら多い時期は一体どうなるんだ、大変だなぁと思いましたが、「シカが少ない時期ですね」なんて書いたらそこで話が終わってしまいます。
 「え~」「まぁ」の代わりに無意味な「ですね」を連発する人たち、ほんのちょっとの間(ま)も「ですね」で埋めないと気が済まないのか? 石川テレビの情報番組に登場する気象予報士は、「そしてですね、アメリカはですね、ただ、ですね」というふうに「ですね」を連発します。「ちょっと」も口癖になっていて、話した内容を文字にしたら2~3割は「ですね」と「ちょっと」なのではないかと感じるほどです。
 「報道ステーション」でも、中継先でしゃべっている人、古舘さん、政治家、コメンテーター、み~んな「~でですね、~がですね、~をですね」で、うるさいったらもぉ~~~o(`д´)o。しかも、「ですね」をそのまま書くテロップ入力作業者がけっこういる、これが不思議でなりません。
 それでも、「あのですね、非常にですね、簡単でですね」だったら、「ですね」がうるさいだけで、内容を改変しているわけではありませんが、要らない「ですね」を書き、肝心な「シカが少ない時期で」の「で」を書かなかったこのテロップ入力作業者に対しては腹が立ちます。こんないいかげんな仕事で給料もらう?
 そういえば、「めざましテレビ」の大塚さんは「ですね」をほとんど挟みませんでした。平気で変な日本語をしゃべっている小倉智昭も、です。いつも、だれとでも、気楽に日常会話のごとくしゃべっているからかなぁ? 中野アナが降りたのでこのごろまた「とくダネ!」を見ることが多くなったのですが、ずらりと並んだ各政党の代表に対して「ご(お)~になる」「ご(お)~なさる」をさらっと言っていましたから、敬語に関しては羽鳥慎一より随分ましかも。そこだけ年齢相応?
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「お客さんをどうやって振り向いてもらうか」って?

2012-11-25 09:07:04 | 気になる言葉、具体例
                                  こっち向いて

 「そこに来たお客さんをどうやってうちに振り向いてもらうか」と言ったのは一般の人ですが、めちゃくちゃですね。書いた後に見直しをした文章ならこんなことはないのかもしれませんが、話し言葉で助詞(この場合は「お客さんを」の「を」)の後に続ける言い方がきちんと合っている人は、テレビではあまり見掛けません。
 羽鳥慎一をはじめとする( ̄д ̄)ダラケッなアナウンサーやタレントが「○が~ていただく」「○が~てもらう」という誤った言い方を世の中に広めた結果、「~ていただく」「~てもらう」の意味がはっきりしなくなりました。日本人の助詞がおかしくなったのはもっと前からですが、こういうことも加わって「そこに来たお客さんをどうやってうちに振り向いてもらうか」なんて言ってしまうのでしょう。
 羽鳥慎一は、「お二人がお越しいただきました」「妹さんが来ていただいて」という言い方を常にしていますから、言い間違いではなく、それが誤りだということを認識していないのです。「~ていただく」なら「○に~ていただく」なのに、一般の人までが「○が~ていただく」と言うようになりましたから、アナウンサーはもっとちゃんと日本語を勉強してくれないと本当に困ります。
 羽鳥慎一は「お父さんがどんなことをお話ししているかというと」「○さんにお会いしたことはあるんですか」「ご紹介していただきたいと思います」という言い方もしますが、敬語というものを全く分かっていません。NHKのアナウンサーも早くからこういう言い方をしていますから、ひょっとして、このパターンはNHKが原因かもしれません。要するに、日本テレビにもNHKにも、こういう誤りに気づいて正すことのできる先輩アナウンサーが随分前からいなかったということでしょう。
 「~ていただく」「~てもらう」の主体はそう言っている自分自身ですから、「~」をするのが○さんなら、「○が」でも「○を」でもなく「○に」です。何とかして「お客さんに」振り向いてもらう、「お客さんに」振り向いてほしい、という積極的な気持ちです。多くの人の言い方である「お客さんが振り向いてもらう」は日本語として成立していないばかりか、お客さん任せの消極的な言い方にしかなりません。
 「そこに来たお客さんがどうしたらうちに振り向いてくれるか」なら、やや消極的ですが、日本語としては正しい言い方になります。しかし、そもそも、何とかしてお客さんに振り向いてもらう、それをストレートに表現すれば「そこに来たお客さんをどうやってうちに振り向かせるか」です。
 「そこに来たお客さんを」と言ったのですから「どうやってうちに振り向かせるか」と続ければいいだけなのに、「振り向かせる」なんて言ってはいけないとでも思っているのでしょうか、急に勢いをなくして「振り向いてもらうか」なんて言うから前後がつながらなくなるのですよ。
 今度の選挙に立候補することを表明した若い人は、新人なのにもう政治家口調で「決意をさせていただきました」なんて言うし・・・(`~´)。
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「この問題を前進をし」って?

2012-11-21 18:49:37 | 気になる言葉、具体例
                             進んでいるのに進まない

 「木が地盤をしっかりしてくれて」と言ったのは一般の人ですが、これは、「翻弄する」と言うべきところで「翻弄させる」と言うのとは逆のケースで、「木が地盤をしっかりさせてくれて」と言わなければいけないわけです。「木によって地盤がしっかりする」「木が地盤をしっかりさせる」ですよね。
 「この問題を前進をし」と言ったのは野田総理ですが、正しくは「この問題を前進させ」です。「この問題が前進する」「この問題を前進させる」ですが、「前進をし」って何ですかね、「この問題」に取り組むのは一体だれなんですかねぇ、本当に前進させる気があるんですかねぇ、政治家って、なぜいつも余計な「を」を挟むんですかねぇ( ̄_ ̄)?
 例えば、「作品を完成させます」という言い方には皆さん異論はないと思います。「完成」は、自動詞・他動詞、両方の意味を持ちますが、「作品が完成する」「作品を完成させる」という言い方が一般的ですね。また、「解決する」のように、「○が」でも「○を」でも「~する」と言う言葉もあります。
 しかし、自動詞か他動詞、どちらかの意味しかないという場合は明確です。自動詞なら「○が~する」「○を~させる」で、他動詞なら「○を~する」です。商品が流通する、商品を流通させる、商品を販売する、若者が自立する、若者を自立させる、若者を支援する、船が進む、船を進ませる、船を進める、ちゃんと区別していますか?
 「報道ステーション」を見ていて、一般の人が「業界そのものを立ち直さなければならない」と言ったとき、テロップがそのまま「業界そのものを立ち直さなければならない」だったことがあります。また、「フェンスでへだたれている」というナレーションを聞いたこともあります。
 「業界そのものを」と言ったのですから「立て直さなければならない」と言わなければいけないわけですが、ちょっとぐらついた? 「業界そのものが」なら「立ち直らなければならない」です。「立て直す」でも「立ち直る」でもないって・・・? それをそのまま書いた入力作業者って・・・( ̄д ̄)!
 「へだたれている(隔たれている?)」も、「隔てる」でも「隔たる」でもないわけですが、これがナレーションなんですからね( ̄д ̄)! 他動詞は「隔てる」で、間を遮る、遠ざける、という意味ですから「フェンスで隔てる」、受身は「隔てられる」、「フェンスで隔てられている」ですね。ちなみに、自動詞「隔たる」なら「へだたって」で、差があるという意味になりますから「フェンスで」に続くのは不自然です。
 「地盤を」なら「しっかりさせて」と続く、「問題を」なら「前進させ」、「業界そのものを」なら「立て直す」、それが自然な流れであり、ディクテーションなら私はそう入力しますが、裏切られますねぇ。「フェンスで」なら「隔てられ」ですが、「隔てられている」と書けない人がニュース番組のナレーション原稿を書いています( ̄ ̄)。
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「誤った通知に翻弄させられた人」って?

2012-11-18 09:14:05 | 気になる言葉、具体例
                               妨害ではありません

 「誤った通知に翻弄させられた人」は「スーパーJチャンネル」で聞いたナレーションです。以前、安めぐみが言った「あのアインシュタインをも翻弄させるほどのもの」を例に挙げたことがありますが、まさかねぇ~、全国ネットのニュース番組でこれを聞くとは・・・( ̄д ̄)!
 「~を翻弄する」、自分の思うとおりにもてあそぶこと。他動詞ですから「○が△を翻弄する」が基本の形です。それを受身の形にすると「△が○に翻弄される」となりますから、「誤った通知に翻弄された人」が正しいわけです。このごろ「させられた」「された」「させた」を全く区別できない人が増えていますが、これは大変な問題です。
 なぜかというと、「誤った通知に翻弄された人」はいわば被害者ですが、「誤った通知に翻弄させられた人」となると、被害者でもあり加害者でもある、被害者だったけれど結果的に加害者になってしまったという話になるからです。自分の意思ではなかったにせよ、他人を翻弄したという意味になるのですから加害者です。
 ナレーション原稿を書いた人、そのまま読んだナレーター、それを聞いて訂正しなかったアナウンサー。だれも「翻弄させられた」と「翻弄された」の違いを考えない、誤った日本語で誤った報道をする、そんな現状です。芸能人の日本語がおかしいというのとは訳が違いますが、こんなことでいいの(ーー゛?
 そういえば、芸能人がある事件に妙な形で関連して書いた文章の中に「営業妨害にあわせられた被害は大きく」というのがありましたが、矛盾しています。「営業妨害にあわせられた」は、強制されてしかたなくではあるけれど営業妨害をした、という意味になります。なのに「被害は大きく」とは一体どういうこと? ちなみに、「皆さんご迷惑いただいているかと思うんですけど」と言ったのもこの人。
 「営業妨害にあった」と書いたのなら、そう書いた人は被害者です。「営業妨害にあわせた」なら加害者です。「営業妨害にあわせられた」なら、その加害者(首謀者)に指示されて営業妨害を実行した人(実行犯)、つまり、加害者です。その芸能人は、自分は被害者だと言っているわけですが、文章では加害者になっています。
 ちゃんとしたニュース番組も例外ではなく、こういう変な日本語がそこらじゅうにあふれていますから翻弄されないように気をつけましょうね。
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「自己を解放させていく」って?

2012-11-14 18:43:54 | 気になる言葉、具体例
                                   自己の解放

 「自己を解放させていく」と言ったのは笠井アナですが、「解放する」は、常に「~を解放する」と言う、ということは他動詞ですから「自己を解放していく」であり、「解放させていく」は誤りです。「自己を解放させていく」と言えるのは、例えばカウンセラーと患者がいて、カウンセラーが患者をそのように導くと言っている場合です。笠井さん、この辺でアナウンサーとしての自己を省みてくださいよ。
 「冷凍させておきましょう」と言ったのは石川テレビの山本ディレクターですが、「満天 青空レストラン」のナレーションでも「このたれを、一度冷凍し解凍させた鮭の身にかける」というのを聞いたことがあります。冷凍庫に入れて冷凍する、冷凍庫から出して解凍する、どちらも他動詞ですから「冷凍しておきましょう」「このたれを、一度冷凍し解凍した鮭の身にかける」です。それにしても、「冷凍し」と言ったすぐ後に「解凍させた」と言うなんて、一体なぜ?
 「冷凍する」「解凍する」は他動詞ですから、例えば「残ったシチューを冷凍する」「冷凍したシチューを解凍する」です。「凍る(こおる)」「解ける(とける)」は自動詞ですから「水が凍る」「氷が解ける」で、「水を」なら「凍らす」または「凍らせる」、「氷を」なら「解かす」です。○を冷凍する、○を凍らす、○が凍る、凍った○を解凍する、○を解かす、○が解ける、ちゃんと区別していますか?
 「チャーシューはラーメンの味を左右させますから」と言ったのは芸人。まぁ、芸人でちゃんとしゃべっている人なんてほとんどいませんが、「左右する」という言葉ぐらい知ってるでしょ、「右往左往する」とは違いますよ、「左右する」ですよ。「左右する」は他動詞ですからね、それがなぜ「左右させる」になるんだか( ̄д ̄)!
 ある学者が「そういうチャンスにめぐりあわせて」と言ったとき、NHKのテロップは「そういうチャンスに巡り合わせて」だったのですが、これってもしかして「そういうチャンスにめぐりあわせてくれた」と言うつもりだったのが途中で切れてしまったとか・・・( ̄~ ̄)? 普通は「そういうチャンスにめぐりあって」と言いますよね。
 単純に間違えて「めぐりあわせて」と言ったのなら、正しくは「めぐりあって」ですが、漢字で書けば「巡り会って」です。「めぐりあわせて」ではなく「めぐりあって」で、「巡り合う」ではなく「巡り会う」です。「そういうチャンスに巡り会って」と書ける優秀なテロップ入力作業者はどこかにいる? いない?
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「石橋をたたいても渡らなく」って?

2012-11-11 09:33:10 | 気になる言葉、具体例
                                 慎重なんだよね

 はい、前回の続きです。「石橋をたたいても渡らなく」の後、だからどうだということを言うなら「石橋をたたいても渡らなくて」です。例えば、「彼はふだんから石橋をたたいても渡らなくて、慎重、というか、要するに臆病だったんですよ」といった具合です。「渡らなくて」を硬めに言えば「渡らず」となり、「彼はふだんから石橋をたたいても渡らず、慎重というより臆病なのだと周囲の人は見ていました」というふうになります。
 そして、単にとても慎重だからこういう行動をとる、ということを言うなら、「石橋をたたいても渡らないで」です。「彼はふだんから石橋をたたいても渡らないで、遠回りでも安全な方へ行きました」という具合。硬めに言えば「渡らずに」で、「彼はふだんから石橋をたたいても渡らずに遠回りでも安全な方へ行きました」というふうになります。
 つまり、「石橋をたたいても渡らなく」は、その後に続ける言葉、言う内容について、言っている本人が意識しておらず、中途半端な形のまま放置しているということです。「ぴくりとも動かなく」もそうで、「ぴくりとも動かなくなり」と言ってくれればいいのに「動かなく」までしか言わないものだから、「なく・・・どうなんだっ、最後まで言えよっ」と画面に向かってほえることになります( ̄~ ̄)。
 前回、「積めなく」だの「壊れなく」だの若い人は平気で書くけれど、さすがに聞いたことはないと書きました。書き言葉は話し言葉より硬めになるから「積めなく」「壊れなく」が出てくるわけですが、書くということは見直しもできるわけで、日本語としてどうなのか考えるはず。それでも出てくるということは、うっかりではなく、誤りだという認識がないということになります。
 これらは、ちょっと前まではごちゃごちゃ考えなくてもすっと出てくる言い方でしたが、「約束を守れず、周囲から非難される」ということを「約束を守れずに非難」なんて書く人がいるこのごろですからいちいち考えてしまいます。何も考えないで文字どおり受け取ると180°逆の意味になりますから注意が必要ですね。ちゃんとした日本語は、「渡らなくて」ならこう続く、「渡らないで」ならこう続くというのが想像できるのですが、「渡らなく」では想像できません。
 これはディクテーションをやっていたときに嫌というほど感じさせられたことです。日本語がおかしいから、次はこう言うはずだという流れが変わってしまい、恐ろしく効率が悪いのです。きれいな日本語の人だと、その人が次の言葉を発する前に予想して入力した言葉が概ね当たるのですが、ほとんどの場合、全く思わぬ言葉が出てきます。話し手の言いたいことを理解するのに骨が折れる、妙な世の中になりました。
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「食べ切れなく余りがち」って?

2012-11-07 18:28:17 | 気になる言葉、具体例
                              ぴくりとも動かず爆睡

 ローカルのテレビは都会より数か月遅れて放送される番組もたくさんありますから、例えば、暑い時季に「体が温まるチャウダー」とか、そんなのだれが食べるっo(`д´)oなんてことも。「食べ切れなく余りがち」は「はるみキッチン」のナレーションとテロップですが、高菜が余ったら、細かく刻んでさっと炒めて保存しておくのだそうです。それはいいとして、「食べ切れなく余りがち」って何ですか? そんなこと言うのはアナウンサーだけだと思っていましたが・・・。
 「前が見えなく衝突」だの「石橋をたたいても渡らなく」だの、「渡らなく」と言ったのは50代の一般人ですからね、放送業界だけではなく、一般の人たちにもだいぶ広まってきました。「○○の勉強はしていなく」という記述も見ましたが、書いたのは高校生です。中途で切れた「~なく」は実に気持ち悪いものですが、若い人は「積めなく」「壊れなく」と平気で書きます。
 そうなんですよ、聞くというより、見ることが多かったのです。そんなばかな言い方をするのはアナウンサーぐらいでした。そもそも、報道番組で硬めにしゃべるアナウンサーだからこその言い方でしょ。敬語分類の誤解からか、「~ておらず」と言わなくなり、さりとて「~なくて」とは言えない、それでどうしたかというと、単純に「て」を省いたのです。アナウンサー全員ではありませんが、一部であってもその影響は大きく、すぐに一般人の文章にも出てきて、とうとう話し言葉にまで出てきました。
 「とくダネ!」のリポーターが「やせてもいなく太ってもいなく」と言うのを聞いたときは、あまりにもさらっと「可もなく不可もなく」みたいに言ったので、も~だめだ! と思いました <( ̄д ̄)>。これを書いている最中にも、「ウェークアップ!ぷらす」の若いアナウンサーが「ぴくりとも動かなく」と言いましたよ。
 「ある/ない」の「ない」は「なく」でもいいのですが、「いない」「見えない」「渡らない」は「いなくて」「見えなくて」「渡らなくて」です。ですから、「支障なく」「偏りなく」など、よく聞く名詞に「ある/ない」の「なく」が続く例はいいのですが、「途切れなく」「ふくれなく」など、「途切れる」「ふくれる」に比べて「途切れ」「ふくれ」はなじみがないという場合、変な「~なく」のせいでどうしても「途切れなくて」「ふくれなくて」の「て」が足りないように感じてしっくり来ません。
 「前が見えなく衝突」は、前が見えなかった、その結果、衝突したということですから、「前が見えなくて衝突」もしくは「前が見えず、衝突」です。そして、「○○の勉強はしていなくて」、「積めず」「壊れず」、「やせても太ってもいなくて」もしくは「やせても太ってもおらず」、「ぴくりとも動かなくて」もしくは「ぴくりとも動かず」、あるいは「ぴくりとも動かなくなり」です。
 え? 一つ飛ばしたぞ、って? 「石橋をたたいても渡らなく」は、う~ん、困りましたねぇ、この後どういうことを言うかによって違ってきますから、それは次回ということで・・・ほんならぁ(⌒・⌒)/ え? PCはどうしたって? まだ何とも・・・一体どうすればいいんだか・・・新しいのを買わなければいけないのですが、何をどうやって買ったらいいのか分からない(~_~;)ヾ。
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「ざい、がいこうかん」って?

2012-11-04 10:39:07 | 言葉についてあれこれ
                                  離れていくよ

 番組は何だったか、はっきりとは覚えていないのですが、「果たして、離れていく妻、スカーレットの心を取り戻せるのか?」というナレーションを聞いたとき、もう手遅れだと感じました。だって「離れていく妻」ですよ、とっくに家を出ちゃったみたいに聞こえましたからね。
 「果たして、離れていく妻スカーレットの心を取り戻せるのか?」なら、離れていくのはスカーレットの心ということになります。ということは、奥さんはまだ家にいるのでしょう、それならまだ可能性は幾らかあるかなぁ。ナレーターの読み方によって聞いている側の受け止め方が違ってくるのですから、言葉をどこで区切るか、ちゃんと考えて読んでください。
 「返却し忘れて、延滞することもないし」というのは、NTTのCMで女性(女優?)が言ったセリフなのですが、おかしいと感じますか? 借りたものを返すのを忘れていて返却期日を過ぎてしまった、それを「延滞」と言いますが、「返却し忘れて」「延滞することもない」は変でしょ?! 「返却し忘れて延滞」なんていうことがない、それは「返却し忘れて延滞することもないし」と一気に言わないといけないのですよ。
 「日曜美術館」を見ていたとき、「今日は、どうもありがとうございました」と森田アナがゲストに向かって言ったのですが、「今日は」の後、必要以上に間があり、さらに、とても高い音で「どうも」と続けたので、ものすご~く違和感がありました。カンペ棒読みの新人アナならともかく、ベテランアナが「今日はどうもありがとうございました」と言えないなんて情けない( ̄д ̄)!
 「相棒11」の初回放送で「ざい、がいこうかん」と言った甲斐享(成宮寛貴)。「ざい、がいこうかん」ですから「在、外交官」と聞こえたのですが、画面には「在外公館 警備対策官」という文字が映っていました。はて? 役者に渡された台本が変換ミスで「在外交官」となっていたのか? そうだとしても、40~50代以上の人なら「在外交官」は変だなぁと感じるでしょう。
 けれど、若い人はこれが誤りだとは気づかず、「在外交官」という言葉があると思ってしまう、そして「ざい、がいこうかん」と読む、そう読むしかなかった、ということもあるでしょうか。ま、まさか、「在外公館」と書いてあったのに「ざい、がいこうかん」と読んだ? まさかねぇ。それにしても、「ざい、がいこうかん」に「はい、OK!」と言った人がいるわけですよね、そして、そのまま放送された。一体どうなってるの? もっと気をつけてほしいなぁ。

※PCの電源を入れてから必要なワード文書を開くまで1時間20分もかかってしまった、データの一部も消えたし・・・もう限界・・・次回に間に合うかなぁ・・・(~_~;)
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