◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

電磁波って、結局どうなの?

2007-05-02 10:52:11 | いろいろあれこれ
             CDはB面がないって本当?
 4月28日に「コンピューターのディスプレーから電磁波が出てきて体に影響がある・・・」ということを書いたところ、それは気にするほどのことはないといった内容のコメントをもらいました。私は電磁波について特別な関心を持っているわけではありませんが、よくないということは耳に入ってきますし、実際、液晶に替える前はモアーッとした何かよくないものを感じていたことは事実ですから、全く何もないということはないだろう・・・とは思いますが、その正体は何なのか、どのようによくないのか、どれくらいよくないのか、はたまた全く気にする必要のないものなのか、冷静に、科学的に、いろいろな資料を読んで自分はどう対応していくか考えてみるのもよかろうと思います。
 世の中の情報の伝わり方には少しゆがみがあって、悪いという情報のほうが、いいという情報よりも、量においても伝わるスピードにおいても優勢になりがちですね。私の周りにも、電磁波はこんなに悪いものなんだぞという情報をわざわざメールしてくれる人がいましたが、ノート型に替えたら楽になった、液晶はブラウン管に比べて電磁波の影響が少ないらしいからね、という話をしたら、「え、本当?」という意外な反応でした。そういうことは全く知らなかったようで、かえってこっちがびっくりしました。電子レンジや携帯電話の電磁波がどうのこうのとしょっちゅう言っているのに知らなかったのか? 私でさえ知っているのに・・・。
 どういう情報が入ってくるかというのは「偶然」という要素が大きいだろうと思うのですが、A面の情報を受け取ったらB面の情報も自ら入手し、両面の情報を等しく見て判断しようという姿勢がなければ正しい判断をすることはできないのではないでしょうか。本当に正しい判断だったかどうかという結論は、すぐに出ることもあれば出ないこともあり、自分の判断を信じるしかないという場合もありますが、関心のない面の情報は左の耳から右の耳へするっと抜けるものなので、そういうことで判断を誤らないように、少なくともB面の情報を無視することはないようにしたいものですね。
 ここでまた浮かんできた言葉が「思い込み」ですが、信じることと思い込みは違いますよね。いいという情報、悪いという情報、正しい情報、誤っている情報、善意の情報、悪意の情報、得する情報、損する情報、さまざまなものが氾濫する世の中、自分にプラスになる情報のみが入ってくるとはかぎりませんから、たまたま入ってきた情報をそのまま鵜呑みにせず、よく考えて取捨選択することが大切です。さて、電磁波ですが、まだ、何だかよく分かりません。提示された資料を全部じっくり読んだわけではありませんが、ざっと読んだところ、不安が吹き飛ぶというほどでもない、ということで、まあ、基本は「備えあれば憂いなし」ですから、とりあえず、ちょっとした注意で避けられるものは避けようと思います(^^;)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする