先月、ディナンに行った際、学生へのお土産として、名物の固焼きクッキーを買ってきた。
スーツケースに入れて持ち帰ったところ、まさか割れることはないだろうと思っていたあの固焼きクッキーがバキバキに割れてしまっていた。
品質には問題ないのだが、こんな状態でお土産として渡すのもどうだろうと思い、結局一人で食べ始め、素朴な味で美味しいがなかなか減らない。
スーツケースに入れて持ち帰ったところ、まさか割れることはないだろうと思っていたあの固焼きクッキーがバキバキに割れてしまっていた。
品質には問題ないのだが、こんな状態でお土産として渡すのもどうだろうと思い、結局一人で食べ始め、素朴な味で美味しいがなかなか減らない。
アルトでフラジオ音域の「シ」は当てづらい。
私がよく使う指使いは、
C1
3
Tc
だが、強く吹くと音程が低くなってしまうので、近頃はその様な場面には、
1
2
3
4
5
6
で出すようにしている。
中音域の「レ」と同じ運指だ。
この指使いはずいぶん前から知っていたが、その時は当てづらかったことと、音程が高すぎてしまい、実用的ではないと思っていたが、最近は何が変わったのか使えるようになっていたので、写真の場面などで積極的に使っていこうと思う。
私がよく使う指使いは、
C1
3
Tc
だが、強く吹くと音程が低くなってしまうので、近頃はその様な場面には、
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6
で出すようにしている。
中音域の「レ」と同じ運指だ。
この指使いはずいぶん前から知っていたが、その時は当てづらかったことと、音程が高すぎてしまい、実用的ではないと思っていたが、最近は何が変わったのか使えるようになっていたので、写真の場面などで積極的に使っていこうと思う。
年度が新しくなり、昨年までと比べて幾分自由な時間が増えるので、この機会にまたフランス語学習を再開したいと思いながら、何をしてよいのかよくわからず、ひとまず目に留まったフランス語を訳してみることにした。
先日、ディナンのアドルフ・サックス協会から発売したコンクールのメモリアルCDの紹介分を訳してみたが、いくつかの言い回しを訳すのが難しかった。
自分だけで読む分には大筋だけ読んでわかったつもりになっていたが、一語一語をしっかり見ると、やはりフランス語独特の文法や表現方法が見えてくる。
"les meilleures prestations(最高の演奏)"を
「珠玉の名演」としたり、
"Ce concours a vu défiler les plus grands saxophonistes classiques de la planète."
などは直訳すると、
「このコンクールは地球上の最も偉大なクラシカル・サクソフォニストたちを見出し、進行している。」
となってしまうので、「登竜門」と意訳した。
私にとっては和文仏訳の方が苦手なのだが、まずはフランス語のこのような色々な表現方法に慣れなければと思った。
そして何よりも、これでもかと言うほどのゴリ押しに賞賛された紹介文も、フランス語ならずとも欧米では日常茶飯事なのだろうか。
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Adolphe Sax International Competition , Dinant – Belgium : le coffret CD
"Les plus belles œuvres du saxophone, accompagnées par un orchestre de chambre."
A l’occasion du bicentenaire de la naissance d’Adolphe Sax, l’Association Internationale Adolphe Sax (AIAS) a décidé d’éditer un coffret CD’s reprenant les meilleures prestations du Concours International Adolphe Sax, organisé à Dinant tous les quatre ans, et ce depuis 1994.
Ce concours a vu défiler les plus grands saxophonistes classiques de la planète. Parmi, ceux-ci, l’AIAS a épinglé, dans un premier CD "best-of", les prestations de Vincent David (France), Otis Murphy (Etats-Unis), Hiroshi Hara (Japon), Sergey Kolesov (Russie) qui interprètent les imposés commandés pour les finales des quatre premiers concours. Ces œuvres ont été créées par différents compositeurs belges emblématiques : Pousseur, Devreese, van Rossum, Swerts et Waignein.
Les deux autres CD’s font la part belle aux lauréats de la 5e édition du Concours International Adolphe Sax remporté par le Belge, Simon Diricq. Nikita Zimin (Russie), Alexandre Souillart (France), Joonatan Rautiola (Finlande), Miha Rogina (Slovénie) et Evgeny Novikov (Russie) complètent le palmarès.
Un DVD reprenant quelques extraits, quelques interviews est également à découvrir dans ce coffret.
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アドルフ・サックス国際コンクール(ベルギー、ディナン):CDボックス
「サクソフォーンと室内オーケストラの最高の作品」
アドルフ・サックス生誕200年に際し、国際アドルフ・サックス協会(AIAS)は1994年から4年毎に開催しているアドルフ・サックス国際コンクールの珠玉の名演を収めたCDボックスの発売を決めました。
このコンクールはクラシカル・サクソフォニストの世界最大の登竜門となっています。
最初のディスクは「ベスト・オブ・課題曲」と称し、過去4回の本選の課題曲がそれぞれヴァンサン・ダヴィッド(フランス)、オーティス・マーフィー(アメリカ)、原博巳(日本)、セルゲイ・コレソフ(ロシア)の演奏で収められています。それらの作品は、プッスール、ドゥヴリーズ、ファン・ロッサム、スェルツ、ウェニアンの、それぞれベルギーの象徴的な作曲家によって作曲されました。
残り2枚のディスクは、第5回アドルフ・サックス国際コンクールの入賞者の本選の演奏で、優勝に輝いたベルギーのシモン・ディリクの他、ニキータ・ジミン(ロシア)、アレクサンドル・スーヤ(フランス)、ヨナタン・ラウティオラ(フィンランド)、ミハ・ロギーナ(スロベニア)、エヴゲニー・ノヴィコフ(ロシア)の演奏が収められています。
DVDはコンクールに関して等、入賞者へのいくつかのインタヴューの選集です。
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このCDの紹介分と購入ページはこちら
先日、ディナンのアドルフ・サックス協会から発売したコンクールのメモリアルCDの紹介分を訳してみたが、いくつかの言い回しを訳すのが難しかった。
自分だけで読む分には大筋だけ読んでわかったつもりになっていたが、一語一語をしっかり見ると、やはりフランス語独特の文法や表現方法が見えてくる。
"les meilleures prestations(最高の演奏)"を
「珠玉の名演」としたり、
"Ce concours a vu défiler les plus grands saxophonistes classiques de la planète."
などは直訳すると、
「このコンクールは地球上の最も偉大なクラシカル・サクソフォニストたちを見出し、進行している。」
となってしまうので、「登竜門」と意訳した。
私にとっては和文仏訳の方が苦手なのだが、まずはフランス語のこのような色々な表現方法に慣れなければと思った。
そして何よりも、これでもかと言うほどのゴリ押しに賞賛された紹介文も、フランス語ならずとも欧米では日常茶飯事なのだろうか。
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Adolphe Sax International Competition , Dinant – Belgium : le coffret CD
"Les plus belles œuvres du saxophone, accompagnées par un orchestre de chambre."
A l’occasion du bicentenaire de la naissance d’Adolphe Sax, l’Association Internationale Adolphe Sax (AIAS) a décidé d’éditer un coffret CD’s reprenant les meilleures prestations du Concours International Adolphe Sax, organisé à Dinant tous les quatre ans, et ce depuis 1994.
Ce concours a vu défiler les plus grands saxophonistes classiques de la planète. Parmi, ceux-ci, l’AIAS a épinglé, dans un premier CD "best-of", les prestations de Vincent David (France), Otis Murphy (Etats-Unis), Hiroshi Hara (Japon), Sergey Kolesov (Russie) qui interprètent les imposés commandés pour les finales des quatre premiers concours. Ces œuvres ont été créées par différents compositeurs belges emblématiques : Pousseur, Devreese, van Rossum, Swerts et Waignein.
Les deux autres CD’s font la part belle aux lauréats de la 5e édition du Concours International Adolphe Sax remporté par le Belge, Simon Diricq. Nikita Zimin (Russie), Alexandre Souillart (France), Joonatan Rautiola (Finlande), Miha Rogina (Slovénie) et Evgeny Novikov (Russie) complètent le palmarès.
Un DVD reprenant quelques extraits, quelques interviews est également à découvrir dans ce coffret.
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アドルフ・サックス国際コンクール(ベルギー、ディナン):CDボックス
「サクソフォーンと室内オーケストラの最高の作品」
アドルフ・サックス生誕200年に際し、国際アドルフ・サックス協会(AIAS)は1994年から4年毎に開催しているアドルフ・サックス国際コンクールの珠玉の名演を収めたCDボックスの発売を決めました。
このコンクールはクラシカル・サクソフォニストの世界最大の登竜門となっています。
最初のディスクは「ベスト・オブ・課題曲」と称し、過去4回の本選の課題曲がそれぞれヴァンサン・ダヴィッド(フランス)、オーティス・マーフィー(アメリカ)、原博巳(日本)、セルゲイ・コレソフ(ロシア)の演奏で収められています。それらの作品は、プッスール、ドゥヴリーズ、ファン・ロッサム、スェルツ、ウェニアンの、それぞれベルギーの象徴的な作曲家によって作曲されました。
残り2枚のディスクは、第5回アドルフ・サックス国際コンクールの入賞者の本選の演奏で、優勝に輝いたベルギーのシモン・ディリクの他、ニキータ・ジミン(ロシア)、アレクサンドル・スーヤ(フランス)、ヨナタン・ラウティオラ(フィンランド)、ミハ・ロギーナ(スロベニア)、エヴゲニー・ノヴィコフ(ロシア)の演奏が収められています。
DVDはコンクールに関して等、入賞者へのいくつかのインタヴューの選集です。
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ずっと前から依頼を受けていた原稿が昨夜ようやく書き上がり、今朝もう一度見直してから寄稿した。
尚美の「課題曲のすべて」と呼ばれる、吹奏楽コンクールの課題曲のパート別ワンポイントアドバイスの執筆をさせていただいた。
今朝寄稿した原稿が、もうweb上に掲載されているのを見て驚いた。
昨年は動画配信も行い、特に中高生を中心に好評をいただいているページなのだそうだが、尚美は昔から中高生のニーズやwebに対して先端を走っている学校だと思う。
尚美の「課題曲のすべて」と呼ばれる、吹奏楽コンクールの課題曲のパート別ワンポイントアドバイスの執筆をさせていただいた。
今朝寄稿した原稿が、もうweb上に掲載されているのを見て驚いた。
昨年は動画配信も行い、特に中高生を中心に好評をいただいているページなのだそうだが、尚美は昔から中高生のニーズやwebに対して先端を走っている学校だと思う。
今日は事務仕事と原稿書きして過ごした。
ここ数年、練習時間が減ってしまい、それでも外に出て何かしら動いていれば気が紛れるが、自室にこもると不安になってきてしまう。
とは言え、時間のある時に練習をして、これからの指針を決めていきたい。
その様な焦りと流れから、急遽、5/17(土)に演奏会をさせていただくことになった。
大好きな長野県安曇野市での演奏会で、今から楽しみにしている。
詳細は会場のホームページに掲載し、またこのブログでも紹介していきたい。
ここ数年、練習時間が減ってしまい、それでも外に出て何かしら動いていれば気が紛れるが、自室にこもると不安になってきてしまう。
とは言え、時間のある時に練習をして、これからの指針を決めていきたい。
その様な焦りと流れから、急遽、5/17(土)に演奏会をさせていただくことになった。
大好きな長野県安曇野市での演奏会で、今から楽しみにしている。
詳細は会場のホームページに掲載し、またこのブログでも紹介していきたい。
今日は久しぶりに横浜のセントラル楽器へ。
レッスンの後はこれまた久しぶりのみなとみらい小ホールへ。
いつもなら響きすぎる会場が満席の聴衆により程よく丁度良い響きの中で、松下くんのリサイタルを聴いた。
通常の夜のリサイタルなら、お昼から会場を押さえて、ピアノの調律や、ゲネプロをして設営など、入念な準備の後に本番を迎えるものだが、今回は夜間の時間帯しか取れなかったそうで、1時間程で慌ただしく準備、設営して本番を行ったそうだ。
とは言え、今日まで長い時間をかけて準備をし、深い理解と探求と共に演奏していたのは素晴らしかった。
レッスンの後はこれまた久しぶりのみなとみらい小ホールへ。
いつもなら響きすぎる会場が満席の聴衆により程よく丁度良い響きの中で、松下くんのリサイタルを聴いた。
通常の夜のリサイタルなら、お昼から会場を押さえて、ピアノの調律や、ゲネプロをして設営など、入念な準備の後に本番を迎えるものだが、今回は夜間の時間帯しか取れなかったそうで、1時間程で慌ただしく準備、設営して本番を行ったそうだ。
とは言え、今日まで長い時間をかけて準備をし、深い理解と探求と共に演奏していたのは素晴らしかった。
先日の札幌を振り返る。
金曜日の夜に札幌に到着し、到着し一週間前の雪とは打って変わって雨だった。
中島公園の宿からすすきのを抜けて、狸小路のアーケードへ。
お刺身と日本酒。
土曜日は本番。
朝からゲネプロが始まっていた。
1部はアンサンブルステージ、2部は私のソロとアンサンブルとの饗宴、3部はサックスオーケストラでスラブ舞曲を演奏、私が指揮をした。
この指揮をするというお話をいただいたときには、私などが、これだけ大勢の奏者相手に指揮ができるのかと心配だったが、練習を始めてみるとメンバーが予めしっかりと練習していてくださり、また皆サックス吹きなので、これだけの大人数でもやはりわかり合えるような雰囲気の中で練習を進めることができて、無事に本番を終えることができた。
メンバーには中学生だけではなく、小学生までいて、小中高校生の若々しい演奏、そして大人の方々は全力でこの催しを楽しもうと努力されているところにも胸を打たれた。
終演後は出演者全員で写真撮影。
いただいた花束。
打ち上げ。
2次会まで喋りっぱなし、笑いっぱなしで、思い出に残る一日となった。
金曜日の夜に札幌に到着し、到着し一週間前の雪とは打って変わって雨だった。
中島公園の宿からすすきのを抜けて、狸小路のアーケードへ。
お刺身と日本酒。
土曜日は本番。
朝からゲネプロが始まっていた。
1部はアンサンブルステージ、2部は私のソロとアンサンブルとの饗宴、3部はサックスオーケストラでスラブ舞曲を演奏、私が指揮をした。
この指揮をするというお話をいただいたときには、私などが、これだけ大勢の奏者相手に指揮ができるのかと心配だったが、練習を始めてみるとメンバーが予めしっかりと練習していてくださり、また皆サックス吹きなので、これだけの大人数でもやはりわかり合えるような雰囲気の中で練習を進めることができて、無事に本番を終えることができた。
メンバーには中学生だけではなく、小学生までいて、小中高校生の若々しい演奏、そして大人の方々は全力でこの催しを楽しもうと努力されているところにも胸を打たれた。
終演後は出演者全員で写真撮影。
いただいた花束。
打ち上げ。
2次会まで喋りっぱなし、笑いっぱなしで、思い出に残る一日となった。