hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

第七回私たちの演奏会

2013-07-15 23:56:24 | 音教、非公開演奏会
今日は「私たちの演奏会」だった。

アクタスの空き状況と私のヤル気次第による不定期開催の催しだが、今回で第7回を迎えることができた。

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2013年7月15日(月祝)17:00 開演
於:ノナカ・アンナホール(アクタス セルマー・ジャパン6階)


・西原 亜子(東京藝術大学 一年生) piano: 三重野 奈緒
André Caplet: Légende

・都築 惇(東京藝術大学 二年生) piano: 務川 慧悟 ※sax: 田島 沙彩(東京藝術大学 二年生)
Marius Constant: Musique de concert
Jacques Ibert: Deux interludes ※

・川越 明由美(尚美ミュージックカレッジDip二年生) piano: 富山 里紗
Alfred Desenclos: Prélude, cadence et finale

・松下 洋(東京藝術大学 大学院一年生) piano: 安田 亜美
長生 淳:天国の月 La luna en paradis

・小倉 大志 piano: 田代 あかり
吉松 隆:Fuzzy Bird Sonata

・原 博巳 piano: 田代 あかり
Francis Poulenc: Sonate pour flûte et piano
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アクタスの入り口には立て看板が。


わざわざ設えてくださったようだ。

回を重ねるごとに、聴きにくるお客様の数も増えてきて、これまで内々の発表会という体裁だったが、ちょっとした演奏会のようになってきた。


終演後に出演者で。


打ち上げ。


私はプーランクのフルートソナタをソプラノサックスで演奏。
この曲は16年前に一度演奏したことがあり、その時には高音を下げて演奏していたが、今回はすべて楽譜通りに演奏した。
パーフェクトではなかったし、それは予想していたことではあったが、しかしこの様な内々に披露できる機会では守りに入らず、出来そうにもないことにも挑戦して行きたいと思い、敢えて演奏し、16年前には得られなかった手応えを感じることができた。

共演してくれた東京音大大学院生の田代さんにもお付き合いいただき、感謝申し上げたい。

レッスン、イベントライヴ

2013-07-14 23:58:39 | 日常
午前中は湘南学園のレッスン。

今年度初めて伺ったが、今年もコンクールへは、中学生と高校生と分かれてトライするそうだ。

まずは基礎練習をして、それぞれの曲を聴かせてもらってアドバイスを。
その後には急いで新宿へ。

ドルチェ楽器に伺って、夕方のサクスケルツェットのライヴのリハーサル。


セレブな鯛焼きは大城先生からの差し入れ。


9重奏のスカラムーシュを7人で演奏したり、6重奏とピアノのクープランの墓ではピアノパートを割り振ったりと、少し手直ししつつ無事にリハーサル終了。
その後、渋谷のタワーレコードに移動し、CD発売イベントライヴをさせていただいた。

出演
大城正司、大和田雅洋、二宮和弘、原博巳、江川良子、貝沼拓実、田村真寛

曲目
・ブラジレイラ(D.ミヨー)
・「クープランの墓」(M.ラヴェル)よりプレリュード、トッカータ
・プレリュードとフーガ(F.メンデルスゾーン)
・ブエノスアイレスの春(A.ピアソラ)

演奏終了後はサイン会。

バテながら

2013-07-13 23:56:55 | 日常
午前中は今年度初レッスンだった南希望が丘中学校へ。

今年度から顧問の先生が変わり、部の運営も変わったのだと思うのだが、生徒の皆さんが私に講師としてまた来てほしいとお願いしてくれたそうで、またこの学校に伺えることになった。

学校のレッスンにはなかなか伺うことができないのだが、この様な機会をこれからも大事にしていきたい。



午後は洗足に行き、月曜日の合わせ。
ソプラノのフラジオ音域を多用する曲で、さすがに下唇が痛くなり、金管楽器奏者のようにバテていく唇を感じながら合わせを終えて、夜は大田区民ホール「アプリコ」へ。



大田区主催の音楽祭のトレーナーとして練習に参加。
こんなに立派なホールで練習できるのを羨ましく思いながら、私も合奏練習に参加した。

研究発表終了

2013-07-12 23:53:49 | 洗足
金曜日は洗足レッスンなのだが、今週は「前期研究発表」があり、レッスンはお休み。

思いがけず日中はお休みをいただき、美容院と鎌倉市役所へ。
実家の事務作業を終えて、気が付けばもう夕方になってしまい、そこから洗足へ。

今日は前期研究発表の予備日ということで、授業などの兼ね合いで、既定の日にどうしても都合がつかなかった学生の演奏を聴かせてもらった。

今回は学年ごとに課題曲が設けられたが、まだまだ検討の余地があるように感じた。
今日でその研究発表が終わり、来週はまたいつも通りのレッスンに戻るそうだ。

近頃、洗足の練習棟に於いて財布や現金の盗難が相次いているとのこと。
楽器ももちろんだが、貴重品はいつも肌身離さず、気を付けなければならない。

試験期間のレッスン

2013-07-11 23:47:44 | 藝大
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2013年度
第9回モーニングコンサート

・黒田 崇宏(作曲)
 Cel

・二瓶 真悠(Vn)
 J.ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77

指揮:湯浅 卓雄
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今日は藝大レッスンの日。
モーニングコンサートは常連客が多く、やはりその殆どはご年配の方が多いのだが、その中で浴衣姿で聴きに来ていた方を見て、とても風流で上品に見えた。

その後は副科レッスン。
副科の学生たちは4月から楽器を始め、週に一度ずつ、「サクソフォーン教本(大室勇一著)」に沿って練習しているが、今日になって、たどたどしくも半音階が吹けるようになりうれしかった。

その後も昼休み無しでレッスン、合わせとこなしていき、気が付けば22時を過ぎていた。

学生たちも明日で試験期間が終わり、その後は前期実技試験となる。

クロスフィンガリング

2013-07-10 22:53:57 | sax関係
先週末に行った松本の写真は昨日、Facebookにアップロードした。

静岡でカルテットの演奏をした際、写真のような部分が登場し、「ファ♯」-「ミ♯」-「ファ♯」のクロスフィンガリングを強いられた。

私はTFキーを使用できる場合には必ずと言っていいほど使用するしてるので、逆にクロスフィンガリングがとてもバタバタしてしまうことに、今回初めて気が付いた。

レッスンではTAキーを使用しない学生に対しては使うようにといつも言っているのだが、TFキーはじめ、替え指に頼りすぎるのも考え物かとも思った一幕だった。

気分転換

2013-07-09 23:49:38 | 尚美
今日は尚美レッスン。

ディプロマの実技試験が過日7/6(土)に行われ、私は伺うことができなかったので、当日の話を聞いて、今後のことも話し合ったりした。

夜はバリオホールに於いて吹奏楽演習の発表会が行われた。


その後は場所を変えて久しぶりの飲み会へ。

前々から約束していたアンサンブルの会の皆さんとの飲み会だった。






久しぶりにお酒を飲んで、良い気分転換になった。

尚美授業2013年度(第11回)

2013-07-08 23:09:55 | 尚美
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授業メモ

1限
本2、A2 ベーシックトレーニング
・視聴CD: 石川 亮太:TADENIZE!, ラフマニノフのアダージョ (saxo: 蓼沼 雅紀)
・Exercices Mecaniques Vol.3 VIII (Jean-Marie Londiex)
・Exercices d'Intonation p4(Jean-Marie Londeix)
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いつも通り、学校に行く前に真砂市場に寄って昼食を買い込んでお会計をした際、真砂市場共通ブンブンカードが満点になった。
満点カードはこの真砂市場内で500円分の買い物ができる。

週に1~2回しか買い物しないので、なかなか貯まらないのだが、無期限なので助かっている。
勤続8年目にして、満点カード4枚目なので、2年で1枚というペースになる。

前回の満点カードはまだ使っていないので、これと併せて1000円分の買い物ができるようだ。

松本美須々ヶ丘高校へ

2013-07-07 23:56:12 | 日常
今日は松本美須々ヶ丘高校へ伺い、サックスパートのレッスンを行った。

前回伺ったのは2年前で、当時の一年生が三年生になっていて、頼もしい先輩となっていた。

パート全体で基礎練習、昼食をはさんで個人レッスンと夕方まで続いた。

写真をたくさん撮ったのだが、また後日紹介したい。
サックスパートの皆さん、顧問の先生と。

静岡の大学説明会

2013-07-06 22:19:21 | 洗足
今日は早起きして車に乗り込み静岡へ。


昨日、蓼沼くんから贈っていただいた彼の新しいCDを聴きながら。


東名高速を走り、各サービスエリアで時間調整。
足柄SAではF1が展示してあった。


由比PAから海を眺める。


目的地のツインメッセ静岡に到着。






開演前の準備の様子。


曲目
スカルラッティ: 三つの小品より1
カルメン幻想曲
~楽器紹介~
メンデルスゾーン: プレリュードとフーガ
A列車で行こう
ドヴォルザーク: 弦楽四重奏曲「アメリカ」第一楽章

終演後。


その後、私は松本へ。
続きはまた明日。

来週に向けて

2013-07-05 23:10:09 | 洗足
今日は洗足レッスン。

そして夜は来週の事実上の実技試験となる「前期研究発表」に向けての2度目のおさらい会を行った。

本番を見据えて、敢えて3号館の3305で開催。


一昨日出演できなかった3年生、4年生の2名の出演だったが、一昨日出演した1年生、2年生の学生も聴きに来てくれていたので、せっかくの機会だからともう一度演奏してもらった。

出演者、聴きに来てくれた学生と一緒に。

ブラスの演奏会

2013-07-04 23:56:20 | 藝大
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2013年度
第8回モーニングコンサート

・中島 諒(Sax)
 I.ゴトコフスキー:サクソフォーン協奏曲

・鐵 百合奈(Pf)
 P.チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第一番 変ロ短調 作品23

指揮:山下一史
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今日は藝大レッスンの日。
午前中のモーニングコンサートはついにサックスの中島くんの登場。
彼のコンクール歴を見て改めて驚いてしまった。


ゴトコフスキーは吹奏楽版で演奏される機会が多いが、オケ版ではおそらく日本初演なのではないだろうか。
もしすでに日本で演奏されている情報をご存知の方がいらしたら、ぜひお知らせいただきたい。
中島くんは輝かしい音色と堂々とした立ち振る舞いで、圧巻の演奏だった。

お昼休みには慌ただしくレッスン。
3号館の廊下にはMantVivoの役員表が張り出されていて、もう夏が来るなと感じた一幕だった。


夜にブラスの演奏会が、やはり奏楽堂で行われ、学生たちはそのゲネプロの合間を縫うようにレッスンに来て、お互い慌ただしく過ごした。
2年前のブラスの演奏会では満席で会場に入れなかったのだが、今日は無事に入ることができ、迫力ある演奏を聴くことができた。
特に今日は須川先生がソリスト出演なさり、とても盛り上がった演奏会となった。

最後の写真はやはり3号館の流し場での張り紙。


トロンボーン科の学生が書いたものだが、もっともだなと大きくうなづいてしまった。

3号館から

2013-07-03 23:28:39 | 洗足
今日は洗足へ。

来週、「前期研究発表」という名目で、前期試験を試行されることになり、今日はそのおさらい会を行った。

本番は3号館のレッスン室で行われるので、おさらい会も3号館にて行った。

門下生全員の都合が合わず、今日は2名だけ。
明後日にもう一度行われる予定だ。

今日の出演者と聴きに来てくれた学生たち。


出演者と私。


その後はカルテットの合わせ。
7/6(土)に静岡にて行われる音楽系大学説明会の30分ほどの洗足ステージにて演奏させていただけることになった。

サックスのアンサンブルはクラシック、ジャズ、ポップスと色々なジャンルを行き来でき、それぞれの良さを味わうことができるので、サックスは本当に楽しい楽器だと思う。

合わせ、レッスン、拝聴

2013-07-02 22:55:13 | 日常
午前中は洗足へ。



7/14(日)17:30より渋谷のタワーレコードに於いてサクスケルツェットのミニライヴをさせていただけることになり、午前中にその小編成の合わせを行った。

イベントには全員集合することができず、少ない人数で四苦八苦しながら足りない音を埋めて、なんとか目処が立った。

午後は尚美でレッスン。


真砂市場に行ったら、パン屋さんの向かいの八百屋さんがいつの間にかなくなってしまっており、大変なショックを受けた。



学生の頃は所狭しとお店が並んでとても賑やかだったのに、その頃を懐かしく思い出してしまう。

ディプロマの学生は土曜日に試験を控えていて、そのレッスンを終えると今度は藝大へ。


こちらでは週末のお仕事のためのカルテットの合わせ。
移動は大変だが、でも楽器を吹いていられるのは楽しいし充実感がある。

夜は第一ホールにて開催された修士リサイタルを聴いた。


サックスの三浦夢子さんはロベールのカデンツァ、デクリュックのソナタという二人の女流作曲家の作品を演奏。
明るく上品な音色で、時に激しく、時にエスプレッシーヴォな、技術的な上手さだけではない、女性ならではの、言葉では表現し難いが、作品の世界にしっかり入り込んだ見事な演奏だった。