hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

保養の色

2009-08-16 23:21:18 | 携帯
写真は自宅の窓から.

最も目の保養になる色は緑だと聞いたことがある.

幼少の頃から近くには緑があり、そういえば視力も良い.

疲れたときも思い悩んだ時も、何となく和んで落ち着きを取り戻せるのも、もしかしたらこの緑なのかもしれない.

利便性の良い家にはもちろん憧れるが、今のままでも良いのではと思うこともある.

歌と夢

2009-08-15 21:37:10 | 携帯
シュミットらしい和声のこの作品の題名を、長らく何となく「歌」と認識していたが、よく考えてみれば、仏語であるから"Songe"は「ソング」ではなく「ソンジュ」であることに、恥ずかしながら今日気づいた.

ピアニストと

2009-08-14 23:54:04 | 携帯
パリに在住のピアニスト伊藤富美恵さんがご実家に帰省されているとのことで、久しぶりにお会いし食事をご一緒した.

富美恵さんとは、もはやすっかり古くからの仲になってしまい、ディナンのコンクールで同じホストファミリーのお宅に宿泊したり、翌4年後の同コンクールでは伴奏していただき優勝することができ、更に数年後にはCD録音で共演していただいた私の人生の転機にいつもお付き合いいただいていたピアニストだ.

時が経っても変わらずお元気な姿を見ることができ、とても嬉しい一日だった.

爽やかに、華麗に

2009-08-13 22:34:44 | 携帯
精華女子高校のレッスンを終えて先ほど帰宅.

この学校とは数年前に定期演奏会に招かれ共演してからのご縁で、それ以来レッスンに伺っている.
遠方ということもあり、年に一度来れるかどうかといったペースではあるが、いつも先生と生徒さんたちから元気をいただき、その高校生離れした素晴らしい演奏には、私もすっかりファンになってしまっている.

これからも輝かしく充実した活動を続けられることを祈りたい.

唇力

2009-08-11 18:26:36 | sax関係
アンブシュアはとても大事な要素だが、顔や頭の大きさ、顎の形や歯の状態によって理想的な形は人それぞれ異なる。

私自身も目に見えない息の流れを感じながら理想的なアンブシュアを探しているところで、最近では顎と唇のバランスに気をつけている。

顎は、噛む力によってアパチュア(サックスの場合はマウスピースとリードの間の隙間)をコントロールしている。
アパチュアを大きくすれば音量や響きが豊かになるが、息の量、圧力、スピード等、「息の支え」が必要になり、またそれらをまとめる「唇の支え」が必要となってくるだろう。
唇は音程、音色、焦点等を決定付ける大事な部分だが、中央に寄せる力と外側に引く力とが吊り合っていることが理想だ。

今はこのアパチュアを更に大きく取る努力をしており、そうすればリードやマウスピースの変化や楽器の持ち替えに対応しやすくなるが、その際にはこの「唇の支え」が更に必要になってくる。
特にソプラノにいたっては、唇の張り詰めた状態をまだ長時間維持できない。

これも少しずつ鍛えていくほかないだろう。

どぶ板のお店

2009-08-10 14:45:50 | 携帯
今日は吹奏楽コンクール神奈川県大会を聴きによこすか芸術劇場へ.

審査ではないので、会場の素晴らしい音響や雰囲気を満喫しながら楽しんで聴かせていただいた.

お昼には会場すぐ裏から続く「どぶ板通り」を歩き、前々から来たいと思っていたハンバーガー屋さんへ.

春から「ヨコスカネイビーバーガー」を新名物として売り出し、海軍カレーに続き横須賀の呼び物の一つになっている.

写真はどぶ板通り沿いの「TSUNAMI」.

玄関は不思議な感じだが、中はラテン的な明るいお店だった.

もちろん、ハンバーガーも美味しかった.

適湿

2009-08-09 21:53:26 | 携帯
今日からしばし休日をいただく.

この間に自分の練習を進めて、また録音に備えてリードのコンディションも整えたい.

多湿な日が多いこともあり、私は大型タッパーにリードを収納している.
中に湿度計も入れて日々状態を確認しているが、何もしなくてもタッパー内は湿度50~60パーセントを保っている.

きっとリードそのものが適湿を保っているのだろう.

遺跡の中学校にて

2009-08-08 21:07:26 | 携帯
今日は末吉中学校のレッスンだった.

県大会を明後日に控え練習にも余念がなく、昨日まで連日にわたってホールを行っていたそうだ.

部員は朝早くから使用する教室や廊下の掃除を行っており、やはり上手な演奏はそうした姿勢から来ているのだと感じた.

写真はレッスン後.
使用した図書室を片付ける生徒さん.
悔いの残らない演奏ができるよう祈りたい.

夏の終わり

2009-08-07 21:58:15 | 携帯
今日は府中の森芸術劇場にて東京都中学校吹奏楽コンクールの審査を行った.

コンクール自体はずいぶん前から始まっており、明日も続く様だが私は今日だけ.

東京都なので、遠くは八丈島から参加した中学校もあり、なんだか感動してしまった.

ほとんどの学校はこの夏休みの間にコンクールを終えて一喜一憂し、敗けを学び、一握りの学校が上位大会に進み、夏休み以降も夏が続く.

私は偶然にも今日の立秋で夏のコンクール審査を終え、私もなんだか今年の夏が終わった様な気分だった.

写真は府中の森のロビー.
学校数が多いので、大小のホールが同時進行していた.

したいと思うことを

2009-08-06 20:47:00 | 携帯
昨晩、岐阜から帰宅し、今日はお休みをいただいた.

ホテルのベッドではなかなか熟睡できず、やはり疲労がたまっていたようで、一日中ぼんやりと過ごしていたが、あまり考えずに出来ることをしようと思い立ち、10月に演奏する曲の譜読みを行った.

二声に分かれて書かれており難しいが、仕上がりが楽しみでもある.

作曲家と

2009-08-05 19:37:09 | 携帯
今日は朝日コンクール高校A編成だった.
岐阜県のコンクールは翌日以降も続くが、私は今日で役目を終えた.

たくさんの演奏を聴いて、自分もがんばらなければと思うのと同時に、音楽を楽しみたいと思う人たちに、私も何らかの形で奉仕しなければと、聴きながらそんなことを考えていた.

写真は今日の審査でご一緒した作曲家の八木澤教司さん.
八木澤さんはとても気さくで、同年代ということもあり色々話せる数少ない作曲家だ.
吹奏楽作品は90曲以上に及び、それだけではなく世界的にも希少なイベールの研究者で、修士論文ではフルート協奏曲の全ての和声分析を行ったそうだ.

これからも益々のご活躍を願っている.

名古屋にて

2009-08-04 20:04:05 | 携帯
今日も岐阜羽島で審査かと思いきやホールが休館日だそうで、一日お休みだった.

明日も審査があるので帰らずに一日留まることに.

せっかくのお休みなので、飛騨高山へなどと思い立ったが、思いのほか遠かったので断念.
結局、名古屋に行ってきた.
今考えれば京都でもよかったと思うが、名古屋もあまりゆっくりしたことがなかったので行けて良かった.

今回は特に名古屋城にも行かず、街中をぶらぶらと歩いた.

日頃、ホールにこもって代謝が悪くなっているので、汗をかきながら歩くのもまた気持ち良かった.

写真は昼食で入った山本屋本店.
敢えて熱いもが食べたかった.

名古屋には「山本屋総本家」と「山本屋本店」があり、どちらも味噌煮込みうどんの老舗だ.
総本家は打ち粉にそば粉を混ぜており、そばアレルギーの私は絶対に食べられず、選択の余地なく本店に入った.
土鍋の蓋を取り皿代わりにするのはこのお店ならではのものだ.

とてもおいしくいただき、再び街を歩き、カフェでメールの返信、いただいた暑中見舞いのお返事を書き、ゆったり過ごした一日だった.

岐阜羽島二日目

2009-08-03 20:20:11 | 携帯
本日は朝日コンクール高校B、C編成だった.

外は暑かった様だが、ずっとホールにいたためそんな実感もなかった.

写真はホテル入口.
結婚式場があり、入口はチャペルへ続く回廊がある.