hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

年度最後の日に

2017-03-10 05:58:41 | 日常
午前中は病院付き添いで、一時間の待ち時間で妙本寺へ。








いつもよりも人がいなくて、誰もいない静かなお堂の隅に腰掛けて、ぼんやり過ごす。





遠くから、リスの「カタカタ…」というセッコな鳴き声、そしてキジバトの、ポルタメントをきかせながらもリズミカルな鳴き声が聴こえてくる。

あんなにも小さな体なのに、鳴き声は谷戸に響き渡り、そして歯切れの良い音の立ち上がり、妙々たるシンコペーションにしばし聴き入ってしまう。

グレゴリオ聖歌や黒人霊歌、世界各地の民謡が生まれる遥か昔、音楽の源流はやはり自然界から生まれてきたもので、そしてそれは今も変わらずそこにあるものなのではと、取り留めのないことを考える。



午後は洗足へ。

このレッスン室に入るのもおそらく今年度最後となり、閉館時間まで練習。







その最後の日に、備え付けの加湿器が壊れてしまい、貼り紙をした。

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