hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

第21回サクソフォーン専攻生による演奏会

2014-02-18 03:16:34 | 藝大
尚美での授業、ラージの合わせを終えて、午後には東京文化会館へ。



藝大の定期演奏会。


ラージはボロディンの交響曲第二番(ゲネプロ)。


サックスの響きにとても合っていて素晴らしい作品、そしてそれを引き出す見事な演奏だった。

4年生はカルテットと弦楽オケ、打楽器のための作品でカルメルのコンチェルトグロッソを演奏し、これは方々から話題を呼んだ。


私はエスケッシュのテネブレの歌で共演させていただき、藝大生とは初めての共演だった。
私にとってはこの作品は大変難しく、また学生たちとの共演は思いの外、気負いと緊張があり、昨晩胃酸が逆流してきてしまい大変だったが、無事に終えることができて良かった。

終演後、花束と松下くんの楽器と。


楽屋にはエアコンだけではなく湿度調節のダイヤルまで付いていて、リードのコンディションを良好に保つことができた。

打ち上げは上野界隈で。


学生たちの演奏はもちろん素晴らしかったが、それだけではなく、一人ひとりの立ち振る舞いが、実に堂々としていて、とても頼もしく見えた。
生たちとの写真を取れなかったのは残念だったが、それはまたの機会に。

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