先日、尚美のディプロマの学生のレッスンで、イベールの室内小協奏曲を聴かせてもらった。
ある部分で、学生が音を間違えていると思い、すかさず確認したのだが、楽譜を見てみると私の認識が違っていて驚いた。
楽譜をお持ちでなければ何もわからない話なのだが、第一楽章、練習番号14の2小節目の最後の音「ソ」にはシャープが付いているが、同じく14の6小節目の「ソ」には何も付いていない。
写真は私のパート譜なのだが、私の楽譜は学生時代に色々書きこんでいた中で、手書きでシャープを付けていて、なぜ付けたのかは覚えていないのだが、今回の出来事までそれに何の疑問も抱かずにいた。
ちなみに2小節目と6小節目は伴奏の形もまったく同じ。(厳密にはオケが旋律でサックスが対旋律。)
それではと手元の音源を聴き比べてみたところ、ドゥラングルはシャープを付けており、ラッシャーは楽譜通り、そしてミュールはロザンタール指揮(1950年LP音源)、ユタ大学でのライブ録音(1958年)ではシャープを付けているが、ゴーベール指揮(1937(38?)年SP音源)ではシャープ無しの楽譜通りで演奏していた。
真相はもうわからないだろうから、結局はどちらでも良いと思うのだが、私も来月、北海道の三響楽器さんで演奏させていただくので、今になって迷ってしまった。
ある部分で、学生が音を間違えていると思い、すかさず確認したのだが、楽譜を見てみると私の認識が違っていて驚いた。
楽譜をお持ちでなければ何もわからない話なのだが、第一楽章、練習番号14の2小節目の最後の音「ソ」にはシャープが付いているが、同じく14の6小節目の「ソ」には何も付いていない。
写真は私のパート譜なのだが、私の楽譜は学生時代に色々書きこんでいた中で、手書きでシャープを付けていて、なぜ付けたのかは覚えていないのだが、今回の出来事までそれに何の疑問も抱かずにいた。
ちなみに2小節目と6小節目は伴奏の形もまったく同じ。(厳密にはオケが旋律でサックスが対旋律。)
それではと手元の音源を聴き比べてみたところ、ドゥラングルはシャープを付けており、ラッシャーは楽譜通り、そしてミュールはロザンタール指揮(1950年LP音源)、ユタ大学でのライブ録音(1958年)ではシャープを付けているが、ゴーベール指揮(1937(38?)年SP音源)ではシャープ無しの楽譜通りで演奏していた。
真相はもうわからないだろうから、結局はどちらでも良いと思うのだが、私も来月、北海道の三響楽器さんで演奏させていただくので、今になって迷ってしまった。