hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

録音を聴いて

2012-11-03 23:56:50 | 日常
今日は夕方にレッスンするだけの、久しぶりに余裕のある一日だった。

今秋はサックスの演奏会が目白押しで、これまでにもたくさんの演奏会を拝聴してきた。
昨晩、水曜日行った「ピアノと3本のサックスによる演奏会」の録音を聴いたが、他の演奏会では聴いたことのないようなテンションの高さと、また独特な雰囲気の演奏会だったのだと、客観的に聴いて初めて気付かされた。

ここ最近、私はヴィブラートについて考えており、その延長として息の使い方や、表現方法そのものがもっと自由になれないかと試行錯誤しているところで、そういった意味では、今回の演奏会は譜読みに追われて消化不良に終わったような気がしていたのだが、録音を聴くと、自分自身も本番中には気づかなかった興味深い演奏をしていたのだと驚いてしまった。

写真は先日の演奏会から、開演直前の舞台裏。