hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

リエゾン本番後に思うこと

2009-03-03 21:59:06 | 携帯
一夜の演奏会で丸々バリトンを吹いていたのは初めての経験だったかもしれない.

合奏体において低音の音色、形、質感が大事だと言うことは知ってはいたが、それを実際に体験することができたように思う.

今回の演奏会はお馴染みの名曲ばかりを集めたものだったが、編曲した際に「pizz.」、「arco.」の表記を残してくださり、それを手がかりに音を選んでいくことができた.

これは私自身がイメージしていることだが、ピッチカートでは口元ではなく、なるべく後ろ(具体的にはのどの辺りだが、あくまでもイメージなので実際には違う)でタンギングし、アルコではなるべくタンギングは柔らかく、音圧を十分に保つことを心がけた.