” 蟻が蝶の羽をひいて行く
ああ ヨットのやうだ ” 三好達治
忘れられない詩の一つ。
何のことはない。
子供のころにはよく目にした光景なのですが
それが「詩」になること自体にびっくりして
鮮明に印象付けられ、今でも時々思い出してしまいます。
さて、今朝、ウォーキングの途中、目にしたのは
「蝶を引く蟻」、ではなく 「カメムシを引く蟻」でした💦💦💦
しかもまるで保護色の中。
御影石の橋の上の光景です。
「ヨット」には程遠いですね。
そういえば、「アリとキリギリス」という有名な童話がありました。
ご存知の方、あれはどんなお話として覚えていらっしゃいますか?
夏の間、暑い中でも一生懸命に働いているアリたちを馬鹿にし
自分は毎日歌ばかり歌って遊び惚けていたキリギリスは
冬の寒さと飢えの中
アリたちに助けを求めたけれども
すげなく断られて死んでしまった・・・
私が子供のころに読んだのはこんな内容でした。
これはまさに「働かざるもの食うべからず」「備えあれば患いなし」の典型?!でしょうか。
でもね、数年前に知りました。
全く違う内容のお話も存在しているのだそうです。
アリさんたちが一生懸命働いている時
キリギリスさんはかたわらで
いつも得意の楽器を奏で、歌を唄い、彼らを癒し励ましていました。
そして、寒い冬になると
アリさんのお家でいっしょに暮らし、
毎日、おいしいものを食べ、コンサートを開き、
笑いと喜びに満ちて仲良く冬を越しました。
・・・こちらは互いに得意分野で助け合い、和合して生きる、というものですね。
さあ、孫達にはどちらのお話を聞かせましょうか。
もちろん、私は後者です。
前者は知らなくてよいお話だと思っています。
二極分離性の時代から「和」の時代へ変化しようとしているといわれている今ですものね。
村上豊 散華
ああ ヨットのやうだ ” 三好達治
忘れられない詩の一つ。
何のことはない。
子供のころにはよく目にした光景なのですが
それが「詩」になること自体にびっくりして
鮮明に印象付けられ、今でも時々思い出してしまいます。
さて、今朝、ウォーキングの途中、目にしたのは
「蝶を引く蟻」、ではなく 「カメムシを引く蟻」でした💦💦💦
しかもまるで保護色の中。
御影石の橋の上の光景です。
「ヨット」には程遠いですね。
そういえば、「アリとキリギリス」という有名な童話がありました。
ご存知の方、あれはどんなお話として覚えていらっしゃいますか?
夏の間、暑い中でも一生懸命に働いているアリたちを馬鹿にし
自分は毎日歌ばかり歌って遊び惚けていたキリギリスは
冬の寒さと飢えの中
アリたちに助けを求めたけれども
すげなく断られて死んでしまった・・・
私が子供のころに読んだのはこんな内容でした。
これはまさに「働かざるもの食うべからず」「備えあれば患いなし」の典型?!でしょうか。
でもね、数年前に知りました。
全く違う内容のお話も存在しているのだそうです。
アリさんたちが一生懸命働いている時
キリギリスさんはかたわらで
いつも得意の楽器を奏で、歌を唄い、彼らを癒し励ましていました。
そして、寒い冬になると
アリさんのお家でいっしょに暮らし、
毎日、おいしいものを食べ、コンサートを開き、
笑いと喜びに満ちて仲良く冬を越しました。
・・・こちらは互いに得意分野で助け合い、和合して生きる、というものですね。
さあ、孫達にはどちらのお話を聞かせましょうか。
もちろん、私は後者です。
前者は知らなくてよいお話だと思っています。
二極分離性の時代から「和」の時代へ変化しようとしているといわれている今ですものね。
村上豊 散華
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