幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

ブッダと嫌味

2011年05月29日 23時21分39秒 | ひとりごと
 土曜日28日
暇だったので映画「ブッダ」を観てきた。

一緒に行った夫は

「チョーくだらんかった」 

と映画を馬鹿にした。



あんひとは「もののけ姫」を観たときも
すぐにグウグウと眠ったあげく

「ちょーつまらんかった!!」

と、いいよったばい   




ま、でも
かくいう私もわざわざ観に来るほどでもなかったな、
と、内心思っていたのけれど・・・・・



ただ、最後のナレーションに

「生病老死」、人は生まれながらにしてこの苦しみ背負っており
誰もこの苦しみから逃れることはできない、 云々

 思うがままにならないことを思うようにしようと望むところに苦しみが生まれる、云々

というのがあって
それは随分後にブッダが悟ることなのだが
この一言を改めて意識させてもらえたことだけでも
まあ、よかった、と思うことにしていた。



だのに、映画の冒頭の
「インドの兎」伝説〝なぜ月にはウサギがいるか”という部分さえ知らなかった夫が

「チョーくだらん!!
 観るほどのもんじゃあないな」

と言い切ったとき私はカチンときた。



つまらんとか、くだらんとか言った瞬間に
 それはつまらんくも、くだらんくもなるんだわい!!


 自分に起きている事象を
 〝苦しい”ととらえれば苦しいものになるし
 〝楽しい”ととらえれば楽しいものになる。

 苦しくするのも楽しくするのも己のとらえ方次第じゃ!!

 おまえさんは、自分の発したその言葉で、
 せっかく夫婦で見に来た映画と時間を
 〝無駄なつまらんもの”にしたことに気づいているんかい」 

と、どなりたくなった。




で、いやみたーっぷりに言い放ってやった。


「そうね、
 あなたは〝もののけ姫”のときも
 チョーつまらんかった、と言ったもんね。
     
 あなたに哲学的なものは無理ね」

と。




オホホホホ・・・

私って
それこそブッダの悟りには程遠い
チョー
嫌味なお・ん・な