虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

国家戦略局、断念

2010-07-16 | 新聞・テレビから
1面トップ記事が、「国家戦略局構想、断念」の記事。

重要政策の司令塔を担う、民主党政権で最重要な部局が、「知恵袋的な組織」に縮小することに決めたそうだ。口先だけ、机上の空論の政権の正体がまた1年も立たずに露呈。

だいたい、菅さんが国家戦略局の任についていたけど、なーんにも仕事はしていなかったではないか。こうなることは目に見えていた。

いったい、だれが「国家戦略局」なんてたいそうな名前をつけたのだろう。大新聞とか、企業のエリートプランナーはとかく「戦略」なんて言葉を使いたがるけど、太平洋戦争当時の秀才参謀たちの気分でいるのだろうか。あるいは、アメリカあたりの影響だろうか。
米国に依存し、米国の戦略の通りに動いているのに、独自の「国家戦略」ってあるのか?

「知恵袋」なんて無能な殿様には必要であっても、政府に、そんな部局がいるのか。それでなくても審議会とかたくさんあるのに。いったい、どんな知恵袋さんなんだろう?名前をはっきりあげてほしい。「知恵袋」はなによりも生活している国民のはずだ。

ついでに、「IMFが日本に消費税を提言」の記事もあった。なんてタイムリーなんだ。当然、IMFの日本人関係者が関わっていると思うけど、このIMF提言に関わった日本人て、どういう人なんだ?