らんかみち

童話から老話まで

赤すぎる赤とんぼ

2015年08月26日 | 暮らしの落とし穴
             

 赤とんぼって目まで赤いんだね。お盆の頃から赤とんぼが大発生して、歩いていてもぶつかるんじゃないかと心配したとき、初めて秋の到来を感じた。ふと気がついたら稲穂は頭を垂れているし、気の早いローゼルがフライング気味に花を咲かせている。

 この一月以上というも、セミの声が変わったのも分からないほど余裕のない精神状態だったので、秋に気付いたのは上出来か。またすぐに過酷な現実に引き戻されるんだけどね。

台風一過に思う

2015年08月25日 | 暮らしの落とし穴
 台風だから風が強いのは当たり前だけど、15号のおかげで蔓性の植物が至るところで被害を受けた。と、つまり大した被害はもたらさなかったということ。雨も少なかったし、強く降ったのは干潮の時間帯だった。

 午後からは時折晴れ間も覗かせながら吹き返しのガスティーな西風がゴミを巻き上げて危ないけど、ウィンドサーフィンをやっている人には恵みの風だろう。松山あたりのウィンドサーフ・スポットはにぎわったろうか。

 九州には酷い被害をもたらしたらしく気の毒だけど、リオデジャネイロ五輪を目指しているウィンドサーファーは喜んだかも。いや、風のない夏場の日本では練習していないか。ま、台風も悪いことばかりじゃないというこじつけで。。。

夏野菜に幸せをもらったから

2015年08月24日 | 酒、食
 キュウリとの攻防は南北朝鮮のように膠着状態を保っているけど、水ナスの横槍も入ってきた。いくら好きでも、水なす漬けを毎日二つは食えない。それに、水ナスを田舎の人にあげても喜ばれることは少ないので、出来過ぎると自分の首を絞めることになる。

 ズッキーニは最後の力を振り絞って稔実してくれている。不思議なのは、雌花が咲かないのに実が大きくなる物があるということ。それを放って置いたら中が空洞になってしまうけど、ある程度の大きさで収穫したら食べられる。

 夏野菜って、すぐに育つから楽しい。今はピーナッツと枝豆の成長を待っているんだけど、楽しませてもらったズッキーニをどこで引き抜くかってタイミングが悩ましい。
 と思っていたら、キュウリのワサビ漬けをあげようという人が現れた。さすがにお断りしたけど、悪かったかなぁ。

キュウリの佃煮があったか

2015年08月23日 | 酒、食
            

 自家栽培キュウリとの攻防は始まったばかりだというのに、この2日で1kg以上もの収穫をするという危機的局面を迎えたので先手を打った。ピクルスではスピード感に欠けるので、佃煮だ。

 つい先日もキュウリの佃煮を頂いたけど、あの人も防戦に必死と見た。ただ、頂いたものは大きめにカットされていて、ご飯にまぶして食べるスタイルではなかった。単味で食べるには甘辛すぎたし。

 なんかのオマケでもらった十徳セットのスライサーで1kgのキュウリをひたすらスライスし、塩をまぶして漬け物容器に入れて水が上がるのを待つ。2時間程度でヒタヒタになったらギュッと絞って、生姜の千切りとタカノツメを加えてフライパンで煮込む。

 味付けは、醤油、砂糖、みりん、酢。できた直後はちょっと塩っぱいんじゃないかと感じたけど、保存容器で冷蔵庫に入れておいたら辛さが落ち着いた。それを炊きたてご飯にトッピングすると、甘辛さがピッタリ合ってご飯が進む。
 出来上がりは200グラム程度だったので、100グラムを人様にあげた。キュウリに手を焼いているのは見抜かれたと思う。

たった一つだけの小玉スイカ

2015年08月22日 | 酒、食
             

 夏といえばスイカだけど、ぼくはあんまり好きじゃない。あの、種をチマチマ出しながら胸から口周りはもちろん、お腹にかけてダラダラと汁をこぼしながらかぶりつくスタイルがどうにも我慢ならん。
 というのは付け足しで、子どもの頃スイカを種ごと食べ、お尻を種で詰まらせたトラウマがスイカと距離を置く真の理由だと自覚している。

 そういうわけで初めて作付けたスイカは小玉。プランターで育て始めたけど上手く行かない。根腐れしたかと地植えにしたらなんとか花を咲かせてくれたけど、雌花が咲いてくれない。ようやく咲いた雌花に人工授粉して一つだけ着果した。
 でも収穫時期が分からなくて放置しておいたのに、いつまで経っても大きくならない。これはもうダメかなと収穫してみたら意外に熟れている。しかも美味しい。結局一個しかできなかったけど、来年に繋がる一つになったかな。