らんかみち

童話から老話まで

阪神タイガースVS大阪桐蔭高校

2012年08月28日 | 暮らしの落とし穴


「小説講座 売れる作家の全技術」というタイトルだけど、この本の内容くらいのことは読んでいるはず。いや、「公募ガイド」を長年買い続けているんだから読んでいないとおかしい。
 それどころか「とんぼ組」の童話講座で長く鎬を削ってきたんだから、本に書かれてあるようなことよりも実戦的な薫陶を受けてきた。買うまでもなかろうと一旦は手放しながら、でも何回も読まないと身に付かないんだよなぁ!

 この本を読んで小説が書けるなら、世の中の文章教室とかシナリオ教室みたいなものは必要ないだろう。この本を読んで小説が書ける人は、この本を読まなくても小説は書けると思う。
 奇妙な言い回しだけど、作家になろうとする人は既にプロを凌いでいるはず。将棋のプロ棋士になれる人はプロよりも強い。四段に昇段したとたんに勝ちまくる。下り坂に差し掛かったプロなど敵じゃないのだ。大阪桐蔭高校のピッチャーだって、巨人をバックに投げたら阪神を敵に回して勝てるかもしれない。というより、勝っても阪神を笑う人はいないだろう。

 それにしても阪神、弱いな~! その昔、徳島の池田高校が全盛期を迎えていたころ、ちょうど阪神タイガースはどん底で、阪神ファンは「池田高校と試合したら負けるのと違うか」などと自虐ネタで笑い飛ばしたもんだ。
 まさか大阪桐蔭高校と戦って阪神が負けるとは思わないけど、高校野球のオールスターとなら勝負になるだろうか。プロ野球がつまらないので全然観てないけど、プロとアマチュアの差っていうのはそれくらいなのかもしれない。