らんかみち

童話から老話まで

食うべきか咲かすべきか、それが問題だ!

2015年05月01日 | 酒、食
           

 子豚を見て「かわいい! でも美味しそう!」と感じる人がいる。ぼくもこの蕾を見て同じような感情が芽生えてくる。きれいに咲けよ、でも美味しそう!

 アーティチョークの蕾はガクの部分も食べられるけど、ほんの少ししか食べるところがないので、面倒くさい。だからといってガクを食べないとゴミが大量に出る。実に煩わしい食物ではあるけど、これに代わる味が他にないと思えば栽培もしたくなる。

 昨年は種を採ることに専念したけど、一つの花にしか種が入らなかった。それもたった四粒という凶作かい! 茎を軟白させて食べるカルドンを品種改良したものがアーティチョークで、そもそも種を採ることが難しい植物らしい。

 増やそうと思ったら種を買えば済む話で、地下茎で大きくなる多年草だから放置しといてもかまやしないけど、なんか悔しい。ということで今年も悩む。食うべきか、それとも増やすべきか!