白山市の無形文化財に指定されている横江地区の虫送りの行事が宇佐八幡神社前で昨夜行われました。
300年間続くと云われているこの行事は、この時期に大事な生育期を迎える稲につく害虫を炎と音で追い払う伝統行事です。
陽が落ちた午後8時頃に神社に集合したおよそ150人の一行は若衆が打ち鳴らす太鼓を先頭に近辺の田んぼの農道ををカンテラや松明を手に行列をつくって歩き、松明の炎や太鼓の音で害虫を追い払った。
真っ暗な田園に松明やカンテラの光の行列
一行は神社に戻り、神社前に設けられた「虫送りアーチ」の火文字に火がつけられた。
神社境内のた焚き火を囲み若衆が太鼓を打ち鳴らし、クライマックスに達すると若衆が次々に太鼓に飛び乗って激しく太鼓を打ち鳴らした、リーダーの笛の合図で太鼓は終了して柳の枝で造られたバチは焚き火に投げ入れて燃やし、行事は終了した。
神社前ではこのあとに子供相撲が奉納される予定で特設の土俵が設けられていました。
虫送りの行事は昔から農村の集落ごとに行われていたようですが、農薬を使用して害虫を駆除する時代になって行事を続けるところが無くなった中でここ横江地区は伝統行事として保存会を結成して続けています。
お終いまで読んで頂いて有難うございます。
300年間続くと云われているこの行事は、この時期に大事な生育期を迎える稲につく害虫を炎と音で追い払う伝統行事です。
陽が落ちた午後8時頃に神社に集合したおよそ150人の一行は若衆が打ち鳴らす太鼓を先頭に近辺の田んぼの農道ををカンテラや松明を手に行列をつくって歩き、松明の炎や太鼓の音で害虫を追い払った。
真っ暗な田園に松明やカンテラの光の行列
一行は神社に戻り、神社前に設けられた「虫送りアーチ」の火文字に火がつけられた。
神社境内のた焚き火を囲み若衆が太鼓を打ち鳴らし、クライマックスに達すると若衆が次々に太鼓に飛び乗って激しく太鼓を打ち鳴らした、リーダーの笛の合図で太鼓は終了して柳の枝で造られたバチは焚き火に投げ入れて燃やし、行事は終了した。
神社前ではこのあとに子供相撲が奉納される予定で特設の土俵が設けられていました。
虫送りの行事は昔から農村の集落ごとに行われていたようですが、農薬を使用して害虫を駆除する時代になって行事を続けるところが無くなった中でここ横江地区は伝統行事として保存会を結成して続けています。
お終いまで読んで頂いて有難うございます。
色々な伝統行事があるのですね。
300年も続く歴史ある行事、農薬を使用する時代になって行事を続けるところが無くなったのは寂しい事だと思います。伝統行事を守って後世に引き継いで欲しいと思いました。
子供相撲まで奉納だなんて地域の皆が楽しめる行事で素晴らしいです(*^-^*)
日本の伝統行事の一つなのでしょうね「虫追い祭り」というと聴きました。地域の若者もこうして参加でき、また、こどもたちにも受け継がれていき、白山の伝統を大切にしていこうとするすばらしさが伝わってきました。
おはようございます、農村部では昔はこのような形の行事かなり広い範囲で行われていたようです、現在の田園に行ってみるとカエルの他の昆虫をほとんど見られません。
農薬を使用することの是非はさておき虫送りをする必要性が無くなったのでしょう。
しかし先人が大変苦労した農作業の歴史として残していく意義があると思いました。
いつもコメントを頂きましてありがとうございます。
おはようございます、栃木県でもこのような行事が行われていたのですか、稲作を主に成り立ったこの国ですからどの地方でも、呼び名がちがっていても同じ様な行事を行なっていたのでしょうね。
白山市の虫送りは他にも2~3か所で行われているようですが横江地区の虫送りは先人が苦労した農作業の歴史として若者や子供会も参加して後継にいい形で引き継がれている事は素晴らしいと思います。
現在は白山市の無形文化財に認定されています、日曜日に開催したにもかかわらず市長さんも参加して下さいました。
コメントを頂きましてありがとうございます。
虫送り、面白い伝統行事ですね。私の田舎、越後の魚沼ではこの時期に稲の行事はありません。1月14日の夜に行う鳥追いが田圃のスズメを追い払う行事ですがこれ以外は有りません。伝統行事の様ですがこのような行事が長く続いて行く事を願っています。まさに無形文化財ですね。
おはようございます、新潟は日本有数の米穀地帯ですね、鳥追いはスズメを追い払う行事のようですが、虫送りとは形は違いますが先人が稲作の長い歴史の中で稲に害を及ぼす災いを祓うと云う意味では同じだと思います。
現在の稲作は機械化されていますが、日本人の主食の稲作で先人が色々と苦労してきた事を伝統行事と云う形で子孫に伝わっていくことが望ましいですね。
コメントを頂きましてありがとうございます。
おはようございます、この時期は各地で夏祭りが華やかに行なわれているようですね、祭りでも地域振興のために最近に企画して実施している祭りと、昔からの伝統行事として行われる祭りがあるようですね。
「雨乞いの祭り」は別所の岳の幟は歴史も長く有名ですが、信州や上州では他にも雨乞いを目的とした祭りがあった様に思いますが、金澤周辺ではあまり耳にしません、それもそのはず日本一雨量の多い土地柄ですから。
誰でも子供の頃の祭りの思い出がありますが、現在の子供にも良い思い出が残る様な祭りを長く続けていきたいですね。
コメントをありがとうございます。
地域の皆さんが守ってらっしゃる姿に感銘を受けます。
子供相撲も奉納されるのですね。
皆さんがこの伝統行事で心が一つになれる事も
関係が薄れがちな人間関係に
プラスになれる事でしょうし
いつもでも守り続けてくださることを願いますね。
こんにちは、虫送りの行事は昔は稲の害虫を追い払う為に行なっていたようですが、現在ではその必要がありませんが、先人が稲作に苦労した事を子孫に伝えるために伝統行事と云う形で保存会を作って保存しているようです。
実際のイベントは若衆と呼ばれる青年団が準備から実行まで主になって行なっています、子供会も行列に加わって地域ぐるみの行事になっています。
最近は町内の近所付き合いも希薄になって来ていますのでこのような行事は今後も続いてほしいと思っています。
コメントを頂きましてありがとうございます。