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2019年1月26、27日。本郷新記念札幌彫刻美術館、群青展、ワビサビなどを見た

2019年01月28日 09時19分46秒 | つれづれ日録
 26日(土)

 出社の前に、本郷新記念札幌彫刻美術館へ向かい、前庭でのさっぽろ雪像彫刻展と、室内で併催されていた特別展示「雪像彫刻の作家たち」を見る。
 M戸さんに、さかんに
「すべり台、やっていきません?」
とすすめられるが、動画に撮影されて、ネットにあげられてもこまるので、おことわりする。
 いずれも27日で終了。

 せっかくなので、館内で、所蔵品展・本郷新の見た「異国」を見る。ふだんはほとんど表に出す機会のないスケッチ類をうまく活用し、彫刻の代表作もいろいろ並べて、見応えのある展示。
 海外渡航という着眼点の良さはもちろん、いろいろ得るところの多い展覧会だった。
 3月14日まで。別項で書きます。

 「本郷新記念札幌彫刻美術館からの帰り方」に書いたとおりの道順で、宮の森1条10丁目の停留所へ行ったかとお思いでしょうが、札幌宮の森美術館の前を通ってみたら、きれいに雪かきがされていた。

 CAI02で、最終日の「今村育子 むこうの部屋」を見る。
 しばらくすわっていたが、何も起きない。
 なにも起こらないことも、作品のうちなんだろう。

 自然光を使った作品なら、碓井良平さん企画のグループ展「通路 -或いは素材の測深-」(2003年、ギャラリー大通美術館)で見た木村功さんという方の「朝陽」という作を思い出す。



 27日(日)

 アートスペース201に寄り、群青ぐんせい展の前期を見る。
 伊藤也寸志さんら出品者と雑談。
 伊藤さんの街撮りは、すでにベテランの風格がある。ノスタルジーにも客観描写にも片寄っていない。

 全5室を借り切っているので、見応えあり。
 会場で、写真のKさん、絵画のMさんらに会う。

 前期は29日まで。これも別項で。
 後期は31日から2月5日まで。

 かでる2・7で「地域協働展示事業「かでるアートフェスティバル2019」 ~ボーダレスアート・帯広コンテンポラリーアート展~」を見る。
 帯広コンテンポラリーアートの作家、アール・ブリュット系、伊藤三千代さんや藤谷康晴さんら、いろんな人がいて楽しいのだが、いったいどんな理由でこういう顔ぶれになっているのかがよくわからなかった。
 29日まで。

 その後、おなじ建物で開かれた北海道陶芸会総会へ。

 総会終了後、さっぽろ創世スクエアの「SCARTSコート」でワビサビ結成20周年展「ワビサビはどこから来たのか? ワビサビは何者か? ワビサビはどこへ行くのか?」(~30日)。
 天井の高い会場の特性を生かしつつ、ユーモアあふれる作品が並んでいるので、肩肘はらずに見られます。おすすめ。
 キャプションがちょっと長いので(おもしろい文章なので、苦にならない)、展示点数のわりには時間がかかるかも。
 図録は2千円。

 会場で、現代アートのMさんに十数年ぶりに会う。

 最後に新さっぽろギャラリーで河口真哉作品展(~28日)。
 帰りはちょうど良いバスの便がなく、快速エアポートで札幌まで戻った。


 2日間で6カ所。
 累計で1月は53カ所になった。

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