昨年に引き続き、「日経おとなのOFF」1月号を買ってみました。
来年、日本国内で開かれる、注目の展覧会について特集しています。
類書はありますが、フェルメールのクリアファイル、美術展ハンドブック、カレンダーの3大附録がついて、税込み800円というのは、たいへんお得といえます(昨年よりも20円高いですが)。
紹介されているのは、フェルメール展、プーシキン美術館展、横山大観展、藤田嗣治展、ムンク展、ルーベンス展など、東京、名古屋、関西の3大都市圏で開かれる大規模展がほとんど。
道内で開催される展覧会は、すでにこのブログでも言及したブリューゲル展のみと、いささかさびしいです。
また、国内外の芸術祭も全く触れられていません。
メジャーどころの展覧会は、この「日経おとなのOFF」でじっくり楽しんでおき、来年出る「美術の窓」2月号などで補うのが良いのかなと思います。
ともあれ、早くも来年の東京行きスケジュールをたてたい人にはうってつけの一冊です。
個人的には、次の三つが気になりました。
🔘ジョルジュ・ブラック展(4月28日~6月24日、パナソニック汐留ミュージアム)
キュビスムの元祖として、むしろピカソよりも高く評価する人も多いのに、意外と見る機会の少ない画家
🔘ハピネス (7月24日~10月8日、名古屋ボストン美術館)
閉館前、最後の展覧会
🔘ピエール・ボナール展 (9月26日~12月17日、国立新美術館)
このフランスの画家が日本的フォービスムに与えた影響は計り知れないのではないか
また、山下裕二、山田五郎両氏の対談で、道立近代美術館から巡回が始まったゴッホ展が、開会中の展覧会の中で「見ごたえあり」と真っ先に挙げられていたことを書き添えておきたいと思います。
■日経おとなのOFF 2017年1月号
来年、日本国内で開かれる、注目の展覧会について特集しています。
類書はありますが、フェルメールのクリアファイル、美術展ハンドブック、カレンダーの3大附録がついて、税込み800円というのは、たいへんお得といえます(昨年よりも20円高いですが)。
紹介されているのは、フェルメール展、プーシキン美術館展、横山大観展、藤田嗣治展、ムンク展、ルーベンス展など、東京、名古屋、関西の3大都市圏で開かれる大規模展がほとんど。
道内で開催される展覧会は、すでにこのブログでも言及したブリューゲル展のみと、いささかさびしいです。
また、国内外の芸術祭も全く触れられていません。
メジャーどころの展覧会は、この「日経おとなのOFF」でじっくり楽しんでおき、来年出る「美術の窓」2月号などで補うのが良いのかなと思います。
ともあれ、早くも来年の東京行きスケジュールをたてたい人にはうってつけの一冊です。
個人的には、次の三つが気になりました。
🔘ジョルジュ・ブラック展(4月28日~6月24日、パナソニック汐留ミュージアム)
キュビスムの元祖として、むしろピカソよりも高く評価する人も多いのに、意外と見る機会の少ない画家
🔘ハピネス (7月24日~10月8日、名古屋ボストン美術館)
閉館前、最後の展覧会
🔘ピエール・ボナール展 (9月26日~12月17日、国立新美術館)
このフランスの画家が日本的フォービスムに与えた影響は計り知れないのではないか
また、山下裕二、山田五郎両氏の対談で、道立近代美術館から巡回が始まったゴッホ展が、開会中の展覧会の中で「見ごたえあり」と真っ先に挙げられていたことを書き添えておきたいと思います。
■日経おとなのOFF 2017年1月号