台湾ワン!(Taiwan One!)

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畫線(線引き)

2022年12月22日 | 日々の日記帳
向圖書館借來的這本書,其中有幾頁像這樣,有人在上面畫線。
図書館から借りてきた本に、何ページかこのように誰かが線を引いている。


這本書主題跟台灣有關,但我推測犯人應該不會是台灣人,為什麼我這麼有把握呢?
台湾関係の本ではあるが、犯人は台湾人ではないと推測した。なぜそう言えるかって?

上網搜尋到一位台灣網友教育現場的照片,可以佐證我所說的。你看出端倪了嗎?
ネット検索で、私の推理の証左となるような写真を見つけた。どういうことかわかりますか?


先說明一下前提,我現在旅居日本,上述我向日本當地圖書館借來的書,線是畫在字的右邊,而網路截圖的照片上,則是一律畫在字的左邊。
前置きだが、私は現在日本に居住している。私が日本現地の図書館から借りた前述した本は、線が文字の右側にひかれている。これに対し、ネットの写真は一律に左側にある。

如果仔細看,照片中你也會看到一些專有名詞像「伊朗」、「巴比倫」等的旁邊也有一條線叫「專名號」,直式文章的話規定必須標在字的左側。這是本來就印在上面的,不是出於做筆記的人之手。
この写真をよく見ると、「伊朗(イラン)」や「巴比倫(バビロン)」のような固有名詞の左側にも線が引いてあるのがわかる。これは「專名號(固有名詞記号)」というもので、縦書きの場合は、字の左側に表記することが定められている。もともと印刷されたもので、後に書き込まれたものではない。

我們在學校求學時,老師就要求我們要用左手拿尺,右手拿筆畫線,這樣線才會畫得筆直好看。
学生時代に、真っ直ぐできれいな線になるように、左手に定規、右手にペンをもって線を引くことを先生から要求される。

直式文章的話,尺的右側對著字的左側,這樣畫線時字列才不會被尺遮住。
縦書きの文章の場合、定規の右側を文字の左側に合わせれば、文字列が隠れずにうまく線が引ける。

長大後,或許畫線已不再用尺,而是直接畫上去。其實如果不用尺的話,畫在右邊比較合理,因為字不會被遮住,但習以成性,還是很自然地會把線畫在字的左邊。
成人してから、線を引く際は、定規を使わずにそのまま引いてしまうかことが多いが、定規なしの場合は、本来、字の右側のほうが見やすくて引きやすいのに、習い性となるとはまさにこういうことで、やはり字の左側が定位置になってしまう。

還好目前為止我還沒看到同鄉人的傑作(字左邊被畫線),希望以後也不要有。
幸い、今のところまだ同郷人の「傑作」を見つけたことがない。今後も見つけたくはないな。


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