台湾ワン!(Taiwan One!)

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事件簿学日文ー会話知識弾

2009年03月17日 | おすすめの本
台湾中文を習いたい方は、よい繁体字の教材がなくて困ってらっしゃる方も多いのでは?

日本にいると、繁体字のテキストを探すのって、ホントに苦労しますね。

でも、台湾に行ったら、本屋さんが中文テキストの宝庫だ。なぜ?

確かに台湾だから、台湾中文の勉強本がたくさんあってもおかしくない。

しかし、内容はどれも似通っていて新味がない。

今回ご紹介するのは、それとは別のもの。

台湾は日本語を習う人が多く、そのため日本語テキストが山ほどある。

それをいかさない手はない。

本屋でいろいろ見て、わたし的に一番おすすめなのが、これだ。

「事件簿学日文ー会話知識弾」

CD2枚ついて、特別価格299元(1000円程度)。
ISBN 986-6977-12-9

テーマは台湾人が日本に来て困らないためのもの。
定番の「ホテル編」、「道を尋ねる編」はもちろん、コンパ編、温泉編、コンサート編(台湾からわざわざ見に来る人いるものね)、CD屋さん編、プリクラ編など、普通のテキストには出てこない面白いテーマ盛りだくさんだ。
【テーマ】


中国語の言い回しは、中国語のテキストじゃないから、中国語テキストによく見る不自然で「そういわないなぁ」的な表現が一切見当たらない。逆にずばり「いういう!」の表現ばかりで、ナチュナルな台湾中文を勉強したい日本人にはぜひすすめたい。

1つのレッスンにはマンガ(会話練習できる)と短文練習からの構成。
【PART1~マンガ】


【PART2~短文】


ついてる2枚のCDは短文を日本語→中国語で読み上げていて、日本人にとって好都合。日本人には日本語を聞いてから中国語を聞くほうが自然に状況に入れるからだ。

最後に、難点といえば、やはりあくまで日本語の勉強本なので、中国語の発音が振ってないところ。それと、マンガの中国語の字が小さくちょっと読みづらい。

シリーズにはほかに「単語知識弾」があるので、こちらも合わせて手にとってみるといいと思います。



【背表紙】





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