台湾ワン!(Taiwan One!)

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我說木村啊,茶壺可不是這樣拿的唷!(木村くん!その急須の持ち方、ご法度だよ)

2015年12月22日 | 日々の日記帳
【Time for Taiwan 台湾観光局CM《木村拓哉 & 吳宇森》】


喜歡台灣的人應該都看過木村演的這個宣傳短片吧!
裡面那有一個場景一直讓我覺得耿耿於懷,那就是這個動作.將茶湯倒進茶杯時茶壺拿得高高的.
台湾好きな方はきっとこのCMを見たことあるでしょう。実はなかのあるシーンがどうしても気になる。お茶を急須から湯のみにそそぐこの動作。急須が高々と持ち上げられているじゃないの!


對台灣功夫茶不了解的話,或許看不出來有異,只是覺得這樣的動作很順手俐落或很酷,但其實懂的人一看就知道這是個錯誤示範.
台湾茶功夫茶の入れ方が詳しくない方なら、ただただカッコいい手つきで滑らかでスマートな動きだと思うだけでどこが間違ってるかわからないかもしれないが、実はわかる人なら一目ですぐに異様を察知するだろう。

雖然功夫茶的手續跟日本的茶道相比,規定不是那麼繁瑣,比較隨興,但其中還是有一定的學問跟原理.
功夫茶は日本の茶道と比べて、確かにルールがそんなに厳密ではなく、淹れる人任せのところもあるが、それなりに理屈や原理があるものだ。

將熱水倒進茶壺沖茶時,一般會把熱水提得高高的沖進去,這樣才能加速圓球狀茶葉的展開,
お湯を急須に入れるとき、茶葉の開きを促すために、一般的にはお湯を高い位置から注ぐ。

但將茶湯從茶壺中倒出來時,為了不讓茶的芳香往外溢出,應該把茶壺拿得低低的,如果有茶海(ピッチャー)的話,甚至乾脆將整個茶壺脫手倒掛在茶海上.
しかし、急須からお茶を出すときは、香りが飛ばないように、急須の位置を極力低くするのがルールだ。茶海があれば、急須を手から離しひっくり返して茶海に直接かけておくこともあるくらい。

像木村這樣的拿法的話,真令人惋惜不知有多少芳香在進我們的鼻腔前已經先溢了出來!
木村くんのような持ち方だと、残念ながら、お茶の香りが鼻に入る前に、すでにあちこち飛ばされてる!

難道他只是想讓茶趕快變涼嗎?還是拍片現場沒有一個人指導他?難不成大家連這麼基本的東西都不懂嗎?只希望看到的日本朋友不要有樣學樣,這樣才能品嘗到濃醇茶香.
早くお茶を冷まそうと思ったんじゃないよね?それとも撮影現場に指導する人がいなかったの?まさかこんな基本的なことを誰も知らないの?とにかく、良い子の日本の皆さん!おいしい香りを楽しむためにくれぐれも真似をしないようにね!




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