台湾ワン!(Taiwan One!)

台湾にまつわる様々な話、中国語教室の出来事、日々の生活...

玄關到底到什麼地方?(玄関はいったいどこまで)

2012年02月23日 | 台湾の話
以前有學生問過我一個我從沒想過的問題。
生徒さんからこんな意外な質問をされたことがあった。

他說「老師,台灣的房子玄關到底到哪裡?我都不知道鞋子要脫在哪裡比較好」。
「先生、台湾の家の玄関はいったいどこまでなんですか?どこに靴を脱いだらいいかさっぱりわかりません」

他這麼一問,頓時我也想不出他的問題在哪裡。
急にきかれ、質問の意味がわからなかった。

原來是他去台灣人家裡做客時,進了玄關要脫鞋子的時候,由於台灣的房子很多都是玄關跟房內沒有特別界線,所以他才不知道玄關到哪裡,而從哪裡開始才算房內。
実は台湾人の家に招かれて、玄関に入り靴を脱ぐとき、どこまでが玄関で、どこからが部屋かわからなかったらしい。台湾の家の多くは、玄関と部屋の境界線がはっきりしないからだ。

日本現在由於「無障礙空間」的概念流行起來,所以有些房子是「特別設計」為玄關與房內沒有特別界線,
日本はいま「バリアフリー」の考え方が広がり、物件によっては玄関と部屋の間に境界線のないデザインになっているが、

但在台灣,很多房子玄關與房內的界線不清,我猜是由於沒有講究到那麼高的格調,或是建造時怕麻煩。
台湾では、その境界線がはっきりしないのは、わたしの推測ではそこまで格式が高くないからか、作るのが面倒だからではないだろうか?

因為如果房子格調較高的話,應該會設計成玄關是玄關,房內是房內的樣子出來。
だって、格式の高い家なら、玄関が玄関として、室内が室内としてと、はっきり区別したデザインになってもおかしくない。



這張是我老家的玄關。我們是獨門獨院的房子,所以鞋櫃做在大門外,鞋子也脫在門外,因為不會遭小偷。
この写真は実家の玄関。一軒家のため、靴が盗まれる心配がないので、靴箱は入り口の外につくり、靴も外に脱ぐ。

順帶一提,台灣人比較不會像日本人一樣講究去人家家裡時,脫下的鞋子要整齊擺好,此圖就是最佳證明。
ちなみに、台湾人は日本人みたいに、人の家におじゃまするときに、脱いだ靴をきちんとそろえることにはあまり神経を使わない。この写真が証明である

正值大家返鄉過年,十幾雙鞋子凌亂的脫在門外。
お正月帰省で、十数足の靴が入り口の外に散乱している。

也就是說,或許你只是一個把脫下的鞋子整齊排好的小動作,台灣人也會認為你是一個很有教養的人。
つまり、脱いだ靴をただそろえるだけのさりげない行動でも、台湾人の目には教養があるように映る。

記住這點鐵定能為自己加分,切記切記!
これを頭に入れるとかならずポイント稼ぎになるので、ぜひ覚えるべし!



這張是我台北妹妹家的玄關,她們住的是公寓大樓。
こちらはマンション住まいの台北の妹宅。

一般公寓的住家為了防止鞋子遭竊,鞋櫃會做在房子裡,鞋子也是進了門再脫。
一般的に、靴が盗まれないように、マンション住まいは靴箱を家の中に作り、靴も屋内で脱ぐ作り。

如圖所見,玄關與房內並沒有什麼界線,甚至沒有鋪腳踏墊以做分界,所以只能大概脫在入口處附近或左邊的鞋櫃前。
この写真のように、玄関と部屋はとくに境界線がなく、仕切りになるようなマットすら置いてない。だから、大体入り口の近くか左側の靴箱の前あたりに脱ぐのが目安。

圖中右下角是我妹妹陳放的靴子,由此可見,其實進門後的一片空間是靈活運用的,也就是說看屋主想怎麼利用了。
写真の右下に妹が置いたブーツが見えるが、そこからわかるように、実は家に入ってからのスペースは使い方がかなりフレキシブル。つまり家主の使い方しだいということ。

有機會去台灣人家裡做客時,不妨好好觀察一下那戶人家的玄關長什麼樣子!
台湾人の家に遊びにいく機会があれば、ぜひその家の玄関の様子をチェックしてみてはいかが?



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コメント
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