台湾ワン!(Taiwan One!)

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ライバルが居ることを忘れることなかれ

2011年06月01日 | 中国語教室の出来事
最近の教室は平日昼間以外はキャパいっぱいの繁盛ぶり。利用者からすればいい迷惑の面もあるけど、思わぬプラス効果ももたらしているよう。それは、現に通ってる方への「うしろで入門を控えている人がいる」プレッシャー。

現在生徒の9割が個人レッスン生。個人だと、自分のペースで進める利点がある反面、緊張感を感じずにぬくぬくと過ごしてしまう可能性もある。

「自分が脱落すれば、その隙にポジションをとられてしまう」、いわばカウンター席数席しかない狭いラーメン屋さんを想像すればいい。

自分の代わりはいくらでもいると思えば、毎回教室に来られる「チャンス」を大事に考えるし、たまたま教室の存在を知るのが自分より遅いゆえ、ウェーティングを強いられている人に面目が立つように、イヤでもモチベーションは高まるでしょう。

語学は個人差が大きいもの。Aさんはここまでできるから、Bさんもこのレベルにあわせなさい、なんて言わない。よっぽど復習も予習もしないなど学習意欲の低い生徒じゃなければ、脱退宣告はしない。通うペースはアドバイスするが強制はしない。

そういう意味では、聞こえが悪いが「放任主義」の教室だ。だからこそみなさんの自己管理が大事。一人ひとりが自己管理が出来る大人だから、自分の学習とちゃんと向き合ってほしい。お金の対価に見合った成長をしているか、通ってるだけでやってる気になってないか?常に考えてほしい。

「えらそうに!」とひんしゅくをかったり、生徒の教室離れをきたしたりするかもしれないが、老師は以下のように提言したい。

一.毎回通えることに喜びを感じよ
(イ尓應該為毎次能来上課而感到喜悦)

一.席を取っている以上は真剣に取り組もう
(既然{イ占}了一個位子就好好学習)

一.やる気ないなら潔く席を譲ろう
(没有学習動力就乾脆一点、譲位口巴!)

一.席を譲る気がないならやる気を出せ
(不想譲位就打起精神来学習)

最後に老師の信条を送ります。
「できない」というのはやる前の人には言う資格がなく、やってダメだった人の特権である。
できないと思えば、必ず「望み通り」の結果になる。だったら、「できるかもしれない」気持ちに切替えて、頑張ってみて結果を待とう。




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