伊丹の昆陽池の「追悼の集い」に行く。あいにくの小雨で、例年よりも出足は悪そうだが、深夜を待って出かけた。記帳して細長いローソクを1本貰い、会場に入る。始めにお祈りをして、船越隆文君にこの一年の思いを語りかける。
今年の第11回のテーマは「誓い」天に向かって、指きりげんまん、とあった。
小雨でローソクが心もとなくて、消えかけたローソクや消えてしまったローソクに灯をともしていく。「雨に負けたらあかん」男の人がつぶやきながら、同じように灯をともして回っていた。
シンにつけるのでなく、ローソクごとに燃やすように点ける、そんなコツがわかった。そのうち雨があがり「もう大丈夫だ、消えたりしないぞ」さっきの男の人がほっとしたような声になった。
会場のボランティアの人達は”ひとりになっても続けていきます”そんなゆるぎない決意が伝わってくる。
指にポトリと蝋が落ちてすぐに固まった。また消えかけているローソクに灯を付けて回る。「君達、また来年、ここで会おうな」おじいさんが少年達と約束をしていた。
とにかく続けていくこと、哀しい場面が多くとも、歩き続けていくこと。それが生きている者の、出来うることなのだろう。灯を消さないで・・・
今年の第11回のテーマは「誓い」天に向かって、指きりげんまん、とあった。
小雨でローソクが心もとなくて、消えかけたローソクや消えてしまったローソクに灯をともしていく。「雨に負けたらあかん」男の人がつぶやきながら、同じように灯をともして回っていた。
シンにつけるのでなく、ローソクごとに燃やすように点ける、そんなコツがわかった。そのうち雨があがり「もう大丈夫だ、消えたりしないぞ」さっきの男の人がほっとしたような声になった。
会場のボランティアの人達は”ひとりになっても続けていきます”そんなゆるぎない決意が伝わってくる。
指にポトリと蝋が落ちてすぐに固まった。また消えかけているローソクに灯を付けて回る。「君達、また来年、ここで会おうな」おじいさんが少年達と約束をしていた。
とにかく続けていくこと、哀しい場面が多くとも、歩き続けていくこと。それが生きている者の、出来うることなのだろう。灯を消さないで・・・