昨年の6月1日は師匠の南口繁一九段のお墓参りにいっている。熊沢良尊さんと京都新聞のSさんと一緒だった。師匠の還暦祝いのことは記憶しているので、自分が同じ年になったのは感慨深いものがある。
師匠が今いたらどういう話をするだろうか・・
奨励会時代に何度か師匠の家に行くときは、いつも退会がちらついたときだった。棋士になってからは村山聖のことでの相談だった記憶がある。いづれにしても、意を決したときに行ったのだ。門を入って入り口に行くと「ワンワンワン」と吠えられた。「森君、どうしたんや、まあ上がり」
私は師匠に一度も叱られたことがない。その話をすると兄弟子の滝七段は信じられない顔をする。晩年だったせいもあるのだろう。
師匠が今いたらどういう話をするだろうか・・
奨励会時代に何度か師匠の家に行くときは、いつも退会がちらついたときだった。棋士になってからは村山聖のことでの相談だった記憶がある。いづれにしても、意を決したときに行ったのだ。門を入って入り口に行くと「ワンワンワン」と吠えられた。「森君、どうしたんや、まあ上がり」
私は師匠に一度も叱られたことがない。その話をすると兄弟子の滝七段は信じられない顔をする。晩年だったせいもあるのだろう。