美容と健康に悩む人たちと共に歩む

酸化ストレス

みなさん、こんにちは。


東京は昨日桜の開花宣言が出されましたね。
今週末から来週にかけてが桜の見ごろとなりそうです。


さて、先日このブログで当院で行っている遺伝子検査で判明する項目について、
「肥満遺伝子」と「骨」について述べましたが、
今回は「酸化ストレス」について述べたいと思います。


「酸化ストレス」とは、精神的なストレスとは異なります。


人間は酸素を吸って、二酸化炭素を吐くという呼吸をしています。
その中で、体の中に「活性酸素」が貯まることを酸化ストレスと呼びます。


活性酸素は本来はウイルスや病原体から体を守ったり、
体内で発生した毒素を排出する働きを持つため、
健康維持のためには必要な物質であるのですが、
不規則な生活習慣やストレスなどで、必要以上に増加をすることで、
体内の細胞を傷つけ、老化の促進や体の不調や病気の原因にもなってしまいます。


人間を含めた動物の体には、体内の過度な酸化を防ぐために、
活性酸素を除去する酵素である、「SOD」というものがあります。

SODとは「スーパーオキシドディスムターゼ」の略で、
特にヒトはこのSOD酵素の働きが強く、
ヒトが長寿である原因のひとつとされています。


当院で行っている遺伝子検査では、この酸化ストレスの項目において、
“マンガンSOD”の遺伝子保有状況を調べ、
細胞内の酸化が進みやすいかどうかを見ています。


特に肥満や糖尿病においては、細胞内の酸化ストレスが
一層高まる傾向にあるようです。


当院では酸化ストレスの遺伝子リスクが高いという結果が出た患者様に対して、
未然に病気や体内の老化、肥満などを防ぐよう、
抗酸化作用のある食事や食品、生活習慣に関するアドバイスを行っています。


肥満遺伝子や酸化ストレスの他にも、当院で行う遺伝子検査では、
動脈硬化、血栓、脂質異常など全12項目の遺伝子保有状況を調べることが可能です。

こうして自分の遺伝子リスクを把握しておくと、
普段の生活習慣を見直す良い機会にもなりますね。


では。
















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