美容と健康に悩む人たちと共に歩む

サーカディアンリズム

みなさん、こんにちは。


本日は全国的に雨が降り、風も強まるそうです。
久しぶりの梅雨空ですね。体調管理には十分お気を付け下さい。


さて、本日は“サーカディアンリズム”についてお話したいと思います。


“サーカディンリズム”とは、人が持つ約24時間周期の生物リズムのことです。
体内時計や概日リズムとも呼ばれています。

このリズムは、“ツァイトゲーバー(外部因子)”により、調整されています。

<主なツァイトゲーバー(外部因子)>

1、物理的同調因子 (光)
 一番強い影響を受けるのは光です。
毎朝明るい光を目に入れることで、体内時計がリセットされます。

2、社会的同調因子
人間以外の動物は、光が外部因子のほとんどを占めますが、
私たち人間においては、会社や学校へ行く、決まった時間に食事を摂る、
時計を見るなどの社会的行動も外部因子として働きます。

3、メラトニン
メラトニンとは、脳の松果腺と呼ばれる場所から分泌されるホルモンで、
目に入る光の量から体内時計を調節する作用があります。
明るい光によって分泌は抑制され、暗くなると自然と分泌量が増加し、眠りを誘います。

サーカディアンリズムの乱れの治療に、メラトニンを使用する医師もいます。



本来、このようなツァイトゲーバー(外部因子)から、
「朝は目が覚め、夜は眠くなる」というリズムが保たれてきましたが

私たち現代人は、就寝時間が遅くなったことや
パソコンや携帯電話、ゲーム機器など、明るい光を発する機器の普及により
夜になっても、身体が眠りのモードにならないという、
サーカディアンリズムの乱れが起こりがちです。



特に、LED光源に多く含まれる“ブルーライト”
メラトニンの分泌を減らす働きがあると言われており、
睡眠障害の原因となります。



<サーカディアンリズムの乱れが引き起こす睡眠障害>

◆睡眠相後退症候群(DSP)
夜中になかなか眠れないため、朝が起きづらい

◆睡眠相前進症候群(ASP) 
通常より早い時間に眠くなり、朝早くに目が覚めてしまう






良い眠りを実現するためには、
夜寝る前のパソコンや携帯電話の使用を控えることが肝要ですね。


また、サーカディアンリズムの乱れは睡眠の質を低下させるだけではなく、
血糖値を下げるホルモンであるインスリンの働きの低下や、
血圧、血糖値、ホルモンなどの乱れにも影響を与え
肥満やメタボリックシンドロームの増大にも関連しています。



ですから、効率の良いダイエットを行うためには
サーカディアンリズムの乱れをなくすことが重要なのです。

現代社会に暮らす私たちにとっては容易なことではありませんが、
効率良く痩せたい、と願う多くの患者様に応えるべく
睡眠や生活習慣についても指導を行い、ダイエット治療をしていく所存です。





では。








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