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“初鰹”と“戻り鰹”

みなさん、こんにちは。

「目には青葉 山ほととぎす初鰹」
有名な山口素堂の俳句です。

すっかりこの句が似合う季節となりましたね。
いかがお過ごしでしょうか。



この句は、
「目には青葉の新緑」
「耳にはほととぎすの音色」
「口には初鰹の美味」
といった、
初夏ならではの3つの喜びをたたえたものです。
この句を読むと、誰しもが“初鰹”を味わいたくなりますよね。



本日は、そんな“鰹”についてお話したいと思います。



鰹には、初夏の“初鰹”と秋の“戻り鰹”の二つがあり、
炭水化物、ビタミン、たんぱく質等の栄養素についてはあまり差がありませんが、
エネルギーと脂質については、初鰹の方が圧倒的に低くなっています。



■初鰹(100g中)
エネルギー:114kcal
脂質:0.5g

■戻り鰹(100g中)
エネルギー:165kcal
脂質:6.2g



これは、初鰹が暖かい海流から北上してくるのに対し、
戻り鰹は、夏の間に水温の低いところで餌をたくさん食べた後、
南下してくるため、低い海水温の影響で脂がのっているからです。



ダイエット中には、初鰹の方がおすすめだと言えますね。



また、鰹には脂肪燃焼を促すL-カルニチンが含まれている上、
女性にとって重要な鉄分や、抗酸化力のあるビタミンAやB群も多く含まれています。
魚の中でもたんぱく質の多さとカロリーの低さ
トップクラスを誇る優秀な食材なのです。



召し上がり方としては、
刺身やたたき等でシンプルに頂くと、
パントテン酸が分解されないので、ストレス対策にも良いかと思います。

※パントテン酸は体内のさまざまな酵素を活性化する物質。
不足するといらいらや、不眠、倦怠感といった症状が出てきます。



「鰹のたたき」は、
スーパーなどで夕方から夜にかけて割引を行うことが多く、
安価に入手できるのも良いですよね。


みなさんも今夜の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。




では。







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