美容と健康に悩む人たちと共に歩む

善と悪

みなさん、こんにちは。

早いもので11月も残りわずかとなりました。


年末にかけて、外食の機会も増えるかと思いますので
当院でも、コレステロール値が高いと診断されている方には、
メニューの選び方を工夫するなどの対策をおすすめしています。


そのコレステロールには“善玉”と“悪玉”があることは、
みなさんご存知かと思います。


ではなぜ、“善玉”と“悪玉”と言われるのか、
本日は、その2種類のコレステロールについてお話したいと思います。


そもそもコレステロールとは、
脂質の一種で、人間が生きていく上で必要不可欠な栄養素であり、
細胞膜の材料となるなど、血管の強化や維持にも重要な役割を果たしています。


しかし、血液中のコレステロールが増えすぎると、人体に悪い影響を及ぼします。


それは、コレステロールそのものが悪いわけではなく、
コレステロールの“善玉”と“悪玉”のバランスが崩れることが原因だと考えられます。


善玉コレステロールは、HDLコレステロールと呼ばれ、
主に血中の余分なコレステロールを回収し、肝臓に運ぶ役割があります。


一方、悪玉コレステロールは、LDLコレステロールと呼ばれ、
食事から吸収したり、体内で生成されたコレステロールを全身に運んでいきます。


つまり、悪玉コレステロールの割合が高くなると、
余分なコレステロールが血中に残り、血液の流れが悪くなることで
動脈硬化が促進され、進行すると脳卒中や狭心症、心筋梗塞などの
生活習慣病を引き起こす原因となり得るのです。


そのような危険性を減らすためにも
正常なコレステロール値を保つことは非常に大切です。



特に、肥満に合併した“脂質異常症”の方の多くは、
食事法や運動法によるダイエットで改善することができます。


一般に、ダイエットを始めて3か月で善玉コレステロールが増え始め、中性脂肪も下がります。
そして6か月程経過すると、悪玉コレステロールも下がり始めます。


自己流のダイエットを行っても、コレステロール値に変化がない場合は
薬物療法を取り入れる場合もありますが、
コレステロール値に影響のある食材を積極的に取り入れると良いかもしれません。

◆善玉コレステロールを増やす食材:サンマ・マグロ・サバ等のDHA/EPA
◆悪玉コレステロールを減らす食材:大豆たんぱく質・玉ねぎ



また、自らのコレステロール値を把握している方が少ないと感じますので
みなさんには、健康診断などを受け自身の身体の状態を知って頂きたいと思います。

<基準値>
◆総コレステロール(善玉と悪玉の合計):130~220mg
◆善玉コレステロール:40~65mg
◆悪玉コレステロール:60~120mg


基準値を超えている方も、そうでない方も
くれぐれも暴飲暴食には気を付けて
忘年会シーズンを楽しんで下さい。




では。







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