美容と健康に悩む人たちと共に歩む

チョコレートの意外な作用

みなさん、こんにちは。
日々気温が下がり、だんだんと冬らしくなってきましたね。


本日は“チョコレートの意外な作用”について
お話したいと思います。


突然ですが、
みなさんは“フレンチ・パラドックス”という言葉をご存じでしょうか?


これは、赤ワインがよく飲まれているフランスで、
脂肪摂取量が多いにも関わらず、他のヨーロッパ諸国と比較して
心筋梗塞や動脈硬化の患者が際立って少ないという事実を指しますが、
赤ワインに含まれる植物ポリフェノールの一種である
“フラボノイド”によるものであると推測されています。



フラボノイドはラテン語の“黄色”である『flavus』と
接尾語の“~のような”を意味する『oid』を語源としており、
黄色の花の色素がフラボノイドであることが由縁と言われています。



期待される作用としては、
毛細血管の浸透性を向上させ、血圧を適正にコントロールする他、
LDL(悪玉)コレステロールの血中濃度低下、
抗血栓作用、抗酸化作用、抗菌・抗ウイルス作用などがあります。


これらが心臓や血管の病気に対して予防的に働き、
上記の“フレンチ・パラドックス”を生み出したのではないかと考えられています。


そのフラボノイドを含む食品としては赤ワイン、グレープフルーツ、緑茶が有名ですが
実はチョコレートやココアにも多く含まれています。


スウェーデンの研究結果から
適度なチョコレート摂取により脳卒中の発症が減ることが報告されており、
中高年のスウェーデン人男性3万7,103人を約10年間追跡した研究を行い、
さらに欧米の5つの研究を解析した結果、
チョコレートを多く摂取する人の方が脳卒中リスクが17~19%低かったそうです。



健康管理にチョコレートは禁物と思われがちですが
実際には、多彩な作用を持つフラボノイドを含んでいるため、
良い影響も期待できそうです。


ただ、以前もこのブログでお伝えしていますが
ダイエットにとっては、チョコレートは糖質が高いため、多量摂取は禁物です。


砂糖が加えられていない"カカオパウダー"(ココアパウダー)などを活用して
フラボノイドを摂取してみてはいかがでしょうか。



では。









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