美容と健康に悩む人たちと共に歩む

塩分の摂取について

みなさん、こんにちは。


まもなく梅雨明けとなる時候ですが、
気温も上がり蒸し暑い日が続いていますね。


さて、今回は「塩分」の摂取についてお話ししたいと思います。

最近、夏本番に向けて塩入りの飲料などが多く発売されていますが、
日本人は塩分摂取量に十分な注意が必要です。


現在の日本人の平均食塩摂取量は約11gですが、
2010年に日本人の食事における摂取基準が改訂され、一日のナトリウム摂取量の目標値は
男性9g未満、女性は7.5g未満と従来よりも低く設定されました。


日本は昔から塩分の摂取量が多く、世界の中でも「減塩後進国」と言われています。

1950年代の日本人の塩分摂取量は、一日平均20gもあったそうです。

背景には、日本人の食文化には味噌・醤油などの塩を使った調味料が
多く使われているということが大きく影響しています。



塩分は人間には欠かせないものであることは言うまでもありませんが、
塩分を摂り過ぎた場合、高血圧やむくみの原因となり、
動脈硬化や心筋梗塞のリスクを高めます。

さらには腎不全や不整脈を引き起こす要因にもなり得るため、日々の食事で注意することが肝要です。


逆に塩分を摂らなかった場合に起こりうる症状としては、ナトリウムの不足により
全身倦怠感・脱水症状・筋肉の痛み・ひどいときには昏睡状態になることがあります。


これからの夏の時期、汗により塩分が失われがちなため、
一般には塩分をよくとるようにと言われます。

しかし、先述のように現代の日本人の食事で塩分が不足するようなことは滅多にありません。



今年の夏も引き続き節電が行なわれるかと思います。

熱中症にならないよう十分に水分を補給することは大切ですが、
夏だからといって塩分を多く摂取する必要はありません。

それよりも、食欲が落ちてしまう傾向にある夏、
バランスのとれた食事をきちんと3食とることのほうが大切です。



では。





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