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その他のPNRの話題

2012年08月15日 18時54分10秒 | フィリピン
PNRのキハ52と203系の話題を続けて述べて参りましたが、特にこれ以上話題とも言えるほどのものがありませんので、本日でPNRの話題は最後とし、次回から国内の話題を提供したいと思います。

まずはMayon Limited De LuxeとしてManilaのTutuban~Bicol地方のLigao間を今年の3月16日よりキハ59「こがね」が運行開始されましたが、7月上旬、自動車と衝突し、キハ59-511が脱線し、車体右側側面の乗務員室寄りと中央部の窓ガラスが破損しました。以降、Mayon Limited De Luxeは運休となりました。詳しい事故の状況については、インターネットで検索しても記事がないことと、この件について担当者にお聞きしませんでしたのでわかりませんが、毎年9月に開催されるNagaのPeñafrancia祭までに修復し、運行を再開させたい意向のようです。

下の写真が窓ガラスが破損してしまったキハ59「ごがね」で、先頭のキハ59-511の窓側ガラスが破損し応急処置がされているものの、他の2両については破損等ないようです。結婚式の2次会やビール納涼大会などでも最適ではないかと思っていたのですが、3月の本格的な運行開始から僅か4ヶ月でMayon Limited De Luxeは運休となってしまいました。


Tutuban~Biñan間に運行されているCommex12系ですが、先日も述べましたように203系が7月10日から充当されたものの、私がマニラに滞在した7月20日から24日は再びボロボロ12系客車が充当されておりました。編成については詳細に確認しておりませんが、下の写真のとおり4両編成が充当されておりました。先々週、マニラ首都圏を襲った台風からの吹き込みによる大雨により3日間ほどTutuban~Alabang間のコミュターとともに運行ができない状態が続いておりましたが、運行開始以降、Commex運用に203系が充当されているようです。

左側の列車はBicol Expressで、右側の列車がCommexに充当されているボロボロ12系客車です。
今後のボロボロ12系客車の去就が注目されますが、しばらくはスクラップを免れるのではないかと推測しています。


ということで3回に渡って簡単にPNRについて報告させていただきましたが、次回9月訪比の際にはPNRはもちろんのこと時間がありましたら、最近ご無沙汰しているLRTについても報告させていただきたいと思います。



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