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アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

南武線103系3色混色編成

2009年02月17日 19時07分20秒 | 南武線
JABOTABEKの話題もまだお伝えできていないところもありますが、本日から少しずつ南武線の過去の話しにも触れていきたいと思います。以前、103系の混色編成ということで、黄色+オレンジやオレンジ+黄色+エメラルドの混色編成をお伝えしましたが、本日は別のパターンの混色編成の話題をお伝えしたいと思います。
南武線において3色混色編成は101系では見られませんでしたが、上記にも記述したようにオレンジ+黄色+エメラルドの3色混色編成と黄色+黄緑色+エメラルドの3色混色編成が見られました。この黄色+黄緑色+エメラルドの編成については、昭和61年6月から9月までの約3ヶ月間組成されました。
組成された編成はMc55 M'154 T359 M321 M'477 T'c510で、昭和61年6月12日、1736デの運用から使用開始されました。黄色のMc55 M'154 T'c510は昭和57年度に豊田区から転入した車両であり、黄緑色のT359は昭和61年1月に池袋区からの転入によるもので、また、エメラルドのM321 M'477については昭和61年6月に松戸区から転入によるもので、これらの車両がたまたま組成されたことにより、3色混色編成が実現されました。
この頃は103系の先頭車が余り気味でしたので、上記のような中間車を中原区に転入させると同時に、中原区のMc121 M'260 T'c608を豊田区に転出させ、できるだけ車両を有効的に使用できるように転配が行われていた時期でもありました。松戸区から転入したエメラルド2両の他に同日付でT311も中原区に転入したのですが、このT311だけは中原区の所属のまま9月まで豊田区に貸し出されました。その後T311は中原区に配置され、10月に入る前に黄緑色のT359と差し替えを行い、3色混色編成が解消されると同時に黄色+エメラルドの2色混色編成が昭和62年6月まで見られました。
この頃の思い出としては、この編成以外にも103系3編成が黄色+黄緑色の混色編成であり、「南武線」と書かれた黄色のステッカーが車体中央窓上に貼れ、誤乗防止を図っていました。また、103系の魅力である混色編成が多く、他線区でも多く見られた時期でもあり、私なりには非常に楽しい時期でもありました。もちろん今ではこのような混色編成が見られず寂しい心境です。

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4 コメント

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悔やみ (まさ(masa))
2009-02-18 07:15:15
当時は、あちらこちらで混色が走っていましたね。
中~高学生の頃で、混色の写真を撮った事が少なかったんです。
中学生の頃は、なかなか撮影しに行けませんし(費用が無い)、高校生の頃は、鉄道に冷めていた時期で、鉄活動をほとんどしていませんでした。今となっては、非常に悔やまれます。
混色編成 (井上)
2009-02-18 20:54:51
いつもコメント、どうもありがとうございます。
国鉄の末期の頃は勉強もそっちのけで、南武線の他に武蔵野線や常磐線、中央・総武緩行線など撮影しておりました。どうも昔から私は形式写真が少ないのですが、編成単位で混色編成を撮影しておりますので、時間がありましたら南武線以外の混色や異色編成も公開していきたいと思います。(常磐の4色混色なども)
青梅・五日市線でもこんな車両がありました (Unknown)
2019-08-09 11:06:29
かつて、JR青梅線・五日市線もこんな混色編成車両がありました。
国鉄末期のころですね。
車両構成はオレンジ・黄色・黄緑・青とか
赤・黄色・青・緑などです。
たぶん、遠くの電車区から出張したり、お借りした車両もあったようです。
その後青梅・五日市線はJR中央線快速電車と同じ車両が走るようになり、103系はお払い箱になりました。
103系時代の青梅・五日市線 (井上)
2019-09-27 10:19:55
Unknownさん、こんにちは。
まず、返事が遅れましたことをお詫びいたします。
また、このブログの冒頭でも書かれているようにご自分のお名前をお書きください。

青梅・五日市線の103系時代は、旧型車両の置き換え当時から京浜東北線から転入したスカイブルーの車両から異色の車両が見られましたが、当時、幼かった私でもあの出来事は鮮烈なこととして覚えております。
また、その後においても各所から103系が転入し、カナリア+エメグリ、カナリア+オレンジ、オレンジ+スカイブルーの混色が見れたり、武蔵野線との共通運用化になり、面白い混色劇場が展開されたことは私としても興味深い出来事でありました。

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