Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

南武線E233系デビューから1周年

2015年10月04日 23時55分07秒 | 南武線
ジャカルタの話題を中心に報告しましたが、本日、10月4日は南武線E233系のデビューからちょうど1年ということで、南武線の話題を述べていきたいと思います。
埼京線や横浜線の205系からE233系への置き換えに比べれば遅いものの、1年も経ってしまうと気づいてみればE233系も28本も投入されており、残るのはあと7本の2割程度となり、めっきり205系や209系を見ることは少なくなり寂しいかぎりです。
しかも、先月の中頃から毎週末の土曜日・休日は205系や209系をできるだけ運用に入れないこととしているのか、平日以外ではE233系が運用に入る可能性が高くなり、先月のシルバーウィークの期間中においては全てE233系が充当されるという、いかにも205系や209系は運用に入れませんよと見え見えの方針があるようにも思えます。
おそらく、中原電車区以外での夜間滞泊において、205系や209系の車両が荒らされるという事件からの措置かと推測されますが、はっきり言ってこのような盗鉄(とりてつ)は立派な犯罪であり、早期に捕まることを願いたいものです。

下の写真はちょうど1年前に武蔵中原駅で実施されたE233系デビューのセレモニーの様子です。
あと数ヶ月もすれば、ハマ線205系のさよならの時と同様にさよなら運転が実施されるのかどうかですが、いつ頃に実施されるのか、最後の1本は209系のH53となるのかなど気になるところです。


8割近くが既にE233系によって置き替わり、すっかり南武線の顔になりましたが、7月からN14の編成に川崎アゼリアのラッピング車両がお目見えし、E233系では初めての広告車両となりました。ヘッドマークを付けてくれるとなおさら良いのですが、最近では広告車両の編成にはヘッドマークが付いてくれないのが残念です。


また、本日4日はちょっと時間がありましたので、久しぶりに南武線に乗車してみました。先程も申し上げたように日曜日ということで、日中は205系H36の1本のみが運用に入り、残りの205系、209系については全ての編成が中原で寝ていたようで。本当に寂しいかぎりです。


ついでにこの205系H36に乗車してみましたが、車内を見回してみると、今まで南武線独特の黄色の号車番号札が枠ごと外され、ステッカーのようなもので号車番号が示されていました。これも盗鉄対策かと思いますが、側引戸横の外の号車番号札は従来どおり黄色の号車番号札が使用されていました。


駅には小さなお子さんにはおなじみの「南武線ニュース」と「なんぶ南でも情報」が掲示されていますが、下の写真のとおり「南武線の古い車両はどうなるの?」と書かれており、その答えとして「6月から順次船でインドネシアへと運ばれており、すでに現地へと到着しております。インドネシアへ旅行へ行ったら南武線が走っている姿を見ることができるかもしれません。」と書かれています。


これを読んで、はい、確かにインドネシアで南武線が走っていますよということで、できれば下の写真のように示してくれたならば、ちびっ子たちもわかってもらえたかもしれませんし、インドネシアのしゅとであるジャカルタで走っていますと付け加えてもらえるとよかったのではないかと、ちょっと突っ込みを入れたいところでした。(インドネシアと言っても日本の国土の約5倍もありますし、インドネシアのメジャーな観光地であるバリには鉄道がありませんしね)


というようなことで、南武線の話題については、また、イベントがありましたらご報告したいと思いますが、先日、浜川崎線(南武支線)の新駅の駅名が、住民投票の結果「小田栄」駅に決定し、来年3月に開業するようです。今後、新駅建設に向けて短期間で工事が実施されるかと思いますが、今後、この新駅建設の様子についてもお伝えしていきたいと思っております。