Asian Railway Plaza

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南武線E233系デビュー

2014年10月16日 09時05分02秒 | 南武線
9月1日以来更新しておりませんでしたが、9月は10日間ほどマニラ帰国とあわせて、ジャカルタ、クアラルンプールに遠征し、かつ南武線にE233系が続々と投入され、それに伴いイベントや205系の疎開回送などで大忙しということで、ブログの更新が疎かになってしまいました。

9月以降の南武線の動きを簡単ですが、時系列ごとにまとめてご紹介させていただきたいと思います。

まずは9月28日の出来事になりますが、登戸駅において南武線E233系デビューに伴いE233系の車両展示会と記念商品が販売されました。
記念商品として販売されたのはE233系デビュー記念弁当、E233系デビューサインボード(2種類)、E233系ボールペン、E233系デビュー記念チョコクランチなどで、その他、ありがとう横浜線205系電車のサインボードも販売されました。
それぞれ部数が少ないため、私はスクーターで電車が動き出す前の午前4時に登戸駅へ行ってみましたが、幸い並んでいる人も少なく全て購入することができました。


また、同時にE233系が登戸駅の中線(2番線)において展示されましたが、こちらも大盛況だったようでかなりの長い列ができており、私は展示会のほうは並ぶのを諦めてしまいました。と言いつつも外から205系や209系との並びを撮影し楽しんでおりました。


続いて、10月4日になりますが、待望のE233系がデビューし、武蔵中原駅での出発セレモニー、各主要駅でE233系の記念入場券の発売、NEWDAYSやKIOSKにおいてサクマ製菓からE233系の記念ドロップスが販売されました。
記念入場券は1人1セットのみの購入しかできないことになっていましたが、各駅の発売セット数が100~300セットと少なく、朝早くから並ばなければ購入できない恐れがあるということで、始発列車で武蔵小杉へ向かい、難なく購入することができました。
この記念入場券は川崎、尻手、武蔵小杉の各駅の発売分は台紙が黄色、武蔵中原、武蔵溝ノ口、登戸の各駅がオレンジ色、稲城長沼、府中本町、立川の各駅が茶色と分かれており、収集マニアにとっては3種類全てをゲットしたいところですが、あまりにも部数が少なく、2種類でもゲットすることは到底困難ではないかと思い、武蔵小杉でまずは手堅く購入し、購入後、武蔵中原に行ってみたのですが、武蔵中原でも長い列ができており早々に購入することを諦めてしまいました。
また、サクマ製菓のドロップスは簡単に購入することができましたが、嬉しいことに低運の103系、205系、209系の写真も缶に載っていました。


武蔵中原での記念入場券はゲットできなかったものの武蔵小杉で1セットは手堅くゲットできたのですから御の字ということで気を取り直し、E233系が914Fから運用に充当されることに伴い、武蔵中原で出発セレモニーが実施されるということでそのシーンを撮影することにしました。
914Fは上り中線(2番線)から出発であり、上りホームの川崎方は取材陣、関係者以外は入れないということで、反対側の下りホームから撮影してみましたが、当たり前ですが多くのギャラリーが集まり撮影には難儀しました。


撮影後はこのE233系(N1)に乗車して、川崎で折り返し、稲城長沼へ行ってみることにしましたが、途中、武蔵中原駅を出発したあと普段よりも遅い40km/hぐらいのスピードで進み、車掌が「皆様、左手をご覧ください~」というので何かサプライズでもあるのかと電車区を見ておりましたが、電車区の建物3階から社員総勢が我々の列車に向かって手を振っており、粋なもてなしが行われました。


デビュー当日はどこの駅も沿線もギャラリーでいっぱいということで、運用に抜擢されたN1編成を撮影することは難しいですが、あるマンションから事前に許可をいただいて撮影させていただきました。


その後、N2が10月8日の618Fから運用に充当され、N6も10月14日の621Fから運用に入り、N3が同じ14日に川越から返却され、このN3の運用が開始されると早くもE233系は4本が営業に就くことになります。
下の写真はN2でこちらの行先表示は速いシャッタースピードでも文字が切れないタイプのようです。


また、N1に「つなげる つながる なんぶせん」のヘッドマークが取り付けられていましたが、残念ながら15日朝の運用を最後に取り外されてしまったようです。


一方、E233系の投入に伴い、従来使用されていた205系が運用から離脱し、各所に疎開が実施されています。
各編成の疎開日と疎開先はH7が9月19日に国府津(茅ヶ崎)、H15が10月3日に国府津(茅ヶ崎)、H14が10月9日に国府津(茅ヶ崎)、そしてH34が10月14日に川越に疎開し、今後もE233系の投入に伴い、205系や209系の疎開が続くものと思われます。
これらの車両の今後についてはわかりませんが、先頭改造の編成については仙石線へ転出されるものがあるのか、長野へ送られて廃車となるものがあるのか気になるところであります。
また、先月、ジャカルタを訪問した際にKCJの広報の方とお話しをする機会がありましたが、その方の話としては205系20編成計120両を譲渡することを計画し、来年6月頃からその譲渡に向けて開始することを予定しているとのことです。これはあくまでもKCJ側の予定ですので、実際にこのようなことになるのかどうかはわかりませんが、交渉が成功すれば南武線の205系が埼京線、横浜線に続いてジャカルタで活躍することになるかもしれません。多くの編成が8連ないし10連となっているKCJ側として、6連の南武線をどのように使用するのか興味深いところですが、まずは今後の動きを静かに見守っていきたいところです。
下の写真は10月9日に実施されたH14の国府津(茅ヶ崎)疎開のシーンです。