Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

南武線ウォッチング-近況報告

2011年05月09日 01時24分49秒 | 南武線
またまた、ご無沙汰し申し訳ありません。前回は33年ぶりに復活した南武線の快速列車についてお伝えしましたが、先程、この季節としては気温も高く、五月晴れに恵まれましたので、再び南武線沿線までちょっこらとスクーターで出かけてみました。

まずは快速のラッピング編成を撮影するため、多摩川橋梁へと行ってみました。ラッピング編成は205系ナハ46と209系ナハ54編成の2本のみですが、この日は運が良いことに両方ともに日中運用(ナハ46=01F、ナハ54=53F)に充当されました。府中街道の是政橋のあたりから真横を狙うこともできますが、せっかくのラッピングが小さくなってしまうので、いつもと同じように撮影してみました。

下の写真はナハ46です。


続いて、府中本町駅の南側にある定番の撮影地である中央道下へ移動し撮影しようと思ったのですが、何を考えていたのか電車に乗ってしまい、知らないうちに川崎方面へと向かっていました。おそらく暑かったせいもあるかと思うのですが、考え事をしていて気がついたら矢野口駅でした。


とりあえずはこの駅で快速を撮影し、そのまま上の写真の南武線生え抜きのナハ32に乗車しました。武蔵溝ノ口駅で一度改札を出て、再び下りの快速列車に乗車するというようなことを行ったわけですが、そのついでに稲城市内連続立体化事業で第1期工事区間と第2期工事区間の接続部に分岐器がどのように設置されたのか確認してみました。下の写真のように上り線上にその分岐器が挿入され、来年度早々の下り線高架化に対応し、稲城長沼止まりについては高架駅で処理されると推測され、その折り返し列車が上り本線に入れるように設置されたものと思われます。


稲城長沼駅の高架工事については、下り本線、中線の電留線2線の軌道工事が完成間近のようで、レールが敷設されていることが確認できますが、川崎方の中線にはダブルクロスのポイントが既に敷設されており、線路の配線状況としては武蔵中原駅に近い形状となっています。高架完成時には武蔵中原駅と同様に立派な2面4線の構造となり、快速列車の稲城長沼延長運転、快速と各停の接続も可能なことと思われるため、今後の行方が非常に楽しみです。


府中本町駅南側、中央道下の定番の撮影地から前回と同様に狙ってみました。車体側面の快速のラッピングが少々判別しにくく、センスのあるデザインが見えないのが残念です。


最後に唯一下り快速列車を順光で撮影できる川崎~尻手にある柳町踏切へとスクーターで行ってみました。今の季節、午後3時近くから順光となりますので、最後の2本の快速は好条件で撮影できるかと思います。


ここ最近、南武線の快速列車に関連する記事をお伝えしましたが、海外の鉄道のことについてお伝えしていないことがまだ多くありますので、今後はそちらの話題について触れていきたいと思っております。
もちろん、南武線のことについてもある一定の時期を置いて、お伝えしていきたいと思います。