* 漢字音訓読みの奇々怪々
ここで脱線します。漢字の音読みや訓読みは複雑ですが、中にはとんでもない数の読み方があります。鳥取県の皆生温泉はご存知でしょう。
この皆生の「生」の字がなかなかのものです。そこで、こんな戯れ文を作ってみました。もちろん、常用漢字の読みからはずれているものもあります。
さて「生」の字をいくつ挙げたでしょうか。
「生まれも生い立ちも生粋の東北人。一生この誕生の地に根を生(は)やすつもりが、生き馬の目を抜く都会に生業(なりわい)を求めた。しかし、田舎者には生憎、生計(たつき)は生易しいものではない。川崎市の生田(いくた)に芝生や生垣のある家が建つわけもなく、生命保険もかけない。せめて、皆生(かいけ)温泉で、地元の生一本を飲みながら羽生(はぶ)王位の将棋でも見よう」
漢和辞典を調べると、他にも生絹(すずし)、生飯(さば)、生田目(たばため)がありました。
もう一つ余談を加えます。「海」という字はア行すべてで読めるという話。海女(あま)、海豚(いるか)、海胆(うに)、海老(えび)、海髪(おご)がそうです。海髪とは寒天の原料のようです。
ここで脱線します。漢字の音読みや訓読みは複雑ですが、中にはとんでもない数の読み方があります。鳥取県の皆生温泉はご存知でしょう。
この皆生の「生」の字がなかなかのものです。そこで、こんな戯れ文を作ってみました。もちろん、常用漢字の読みからはずれているものもあります。
さて「生」の字をいくつ挙げたでしょうか。
「生まれも生い立ちも生粋の東北人。一生この誕生の地に根を生(は)やすつもりが、生き馬の目を抜く都会に生業(なりわい)を求めた。しかし、田舎者には生憎、生計(たつき)は生易しいものではない。川崎市の生田(いくた)に芝生や生垣のある家が建つわけもなく、生命保険もかけない。せめて、皆生(かいけ)温泉で、地元の生一本を飲みながら羽生(はぶ)王位の将棋でも見よう」
漢和辞典を調べると、他にも生絹(すずし)、生飯(さば)、生田目(たばため)がありました。
もう一つ余談を加えます。「海」という字はア行すべてで読めるという話。海女(あま)、海豚(いるか)、海胆(うに)、海老(えび)、海髪(おご)がそうです。海髪とは寒天の原料のようです。